お仕事チャレンジ、ご報告
先々週の土曜日、記事にICレコーダーで録音した声を貼り付け、『お仕事チャレンジ中』としてアップしました。
12年間、続いた前職を辞めて転職することになり、その旨を申し出たら年休の消化で即、勤務終了となり、急展開で、次の職場への入社まで約2週間の“空き”ができてしまい……
どうしようかなと思いつつ、何か単発でお仕事が出来たらと考えつき、ダメ元で求人サイトを覗いたら、動画配信のナレーター募集というのが目にとまり。
私としては、シニアでも大丈夫ですか?とまずは問い合わせのメッセージを送ったつもりだったのですが、すぐに「ご応募ありがとうございます」とのメールが届き、ボイスサンプルを送って下さい、とのことで、これは何とかしなけりゃならん、と、慌てて慣れない作業に四苦八苦。
メッセージでは老若男女どんな声でも表現できます、とぶち上げたので、テキストは先日、録音活動で使った時代小説の一節(アラカン夫婦の丁々発止の一場面)を使うことに。
ところが。
この音声ファイルをパソコンに取り込むまでは出来るのですが、メールに貼りつけて送信すると、何故かエラーになってしまいます。
先方からのメールには、スマホのボイスメモに録音したものでもOKとのことで、取り急ぎアプリをインストールして録音してみましたが、やはり、メールに貼りつけて指定のアドレスに送信する段階で、何故か失敗してしまいます。
そこで…、先方としてはこれが第一の方法ということだったらしいのですが、「自分のブログなどにボイスサンプルを貼りつけて公開し、そのURLをメールで知らせる」という方法しかない、ということになりました。
noteのブログをそのように使うことになるとは、私としては夢にも思わなかったという感じでしたが、とにかくこれなら間違いなくやれるはず。
ただ、一般公開の形になるとすると、近年の刊行である時代小説は使えません。
そこで急遽、スキルのブラッシュアップのために受講している講座で用いたテキスト、織田作之助の『木の都』を使うことにしたのですが…。
……正直言って自分でも、これではあまりにもインパクトがないし、アピール力が弱いなぁ、とは思いました。
地のままでは、特に個性的な声というわけでもないし、短く端正な文章をサラリと読んだだけでは、ほとんど何の魅力も出せていないと………
ただ、急な思いつきで、やれる事が限られるのは仕方がありません。
やはり本当にお仕事としてやるのなら、日頃から自覚を持ってあれこれしておくべきことがある、ということなのでしょう。
それでも、これは一次審査ということでしたし、もしかしたらという期待もあり、通過すれば一週間以内に面接のご連絡、という文言を当てにして待ってみましたが、やはりお返事はありませんでした。
後から思えば、あのメールは、ただメッセージに対して自動送信されるように設定されていたものに過ぎなかったのかも知れません…。
ただ、私は確かに楽しかったし、これまで試してみたことの無かった経験を一つ増やせたし、突然に降ってわいた”お休み”の一日をそんなふうにしてバタバタと過ごせたことは、無意味ではなかったと感じています。
…新しい職場へ入社する日まで一週間を切りました。
当初の考えでは、一昨日までは前の職場に勤務しているつもりだったのですが。
先週の一週間は、本当に思いがけない”お休み”の日々で、当初はむしろ”茫然”としていたようなところもあった中、もしかしたら登録面接のお返事が、と淡い期待を抱きながら過ごしたことでした。
その期待はあえなく潰えましたが、気持ちを切り替え、しっかり英気を養っていこうと思います。
昨日も、朗読ボランティアの活動の一環で、市の広報の音訳版作成の打ち合わせのため、市役所の一室で会議をこなしてきました。
貴重な時間に、家の中の片付けなどもぼちぼち進めては来ましたが、まだまだ片付けきれないところがたくさん……
普段は無人の昼間、保護猫10頭に好き放題されているわが家ですので、恐ろしくてなかなか手を付けられないスポットもあちこちに残っています。
うん、残りの日々も、しっかり充実したものになりそうです。
noteで宣言した”古代史”についての文章も、まず今のうちに第一段を公開できるように。頑張りたいと思います。
前回の『お仕事チャレンジ中』に”スキ”をくださいました方々、ありがとうございました。
本当に嬉しかったです。
今日が、残りの人生で一番若い日。
やりたいことは、まだまだ他にもいくらでもあります。
新しい仕事が始まったら、まずはそれを覚えて慣れていくことに全力を尽くす日々になるでしょうが。
前向いて、上向いて、行きましょう。