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シンガポールで餃子を日本語で注文すると楽しい
シンガポールの駐在中で夜遅くなった時によくお世話になった中華料理屋さんがあります。
オーチャードの一角にあるのですが、日本でも同じような名前のお店があります。
小さなお店ですが、オーナーまたは店長は日本人です。メニューは日本語がメインで申し訳なさそうに英語もあります。
お客さんは、日本人も多いですが、ローカルも結構入っております。
そんなお店ですが、いつものように夜遅くひとりでぶらりといくと、普段は英語で注文するのですが、いつもの店員さんが日本語で注文を訊きました。
そこで、私も日本語で、タイガービール、半チャーハン(量が半分のもの)、それに餃子を頼みました。たのんだものはいつも通りのものです。
「餃子に半チャーハン、お願いします」と。最初に出てくるのは、タイガービールです。
ローカルの人は殆どお酒類を飲みませんから、飲んでいる人を見たら間違いなく日本人です。そして、ちびちび飲んでいると餃子がきました。
いつも通りです。
おつまみにもなります。
ところがよく見ると、餃子が二列になっており、いつものの倍の餃子がきました。
あれっ。と思いましたが、常連なのでサービスかなと思っておりました。
そして、一生懸命食べたり飲んだりしていると、半チャーハンとそれについているスープがきて食べ終わりました。
レジで精算しようと思ったらいつもより少し高めでした。
あれっ。
と思い注文内容を聞くと、ビール、半チャーハン、二枚の餃子と言うことでした。
食べてしまったので文句を言わず払いましたが、何故餃子が二枚だったのかわかりませんでした。
タクシーに乗りながら考えました。
どのように日本語を言ったのかを冷静に分析しました。
その分析の結果は、恐らく、「餃子に半チャーハン、お願いします」と私は言ったのですが、店員さんは、「餃子2(に)、半チャーハン、お願いします」と正しく?日本語が聴こえたのでしょう。済んでしまったことですが、「餃子とぅ(10)、半チャーハン、お願いします」といっていたら大変なことになっていたでしょう。
後で、店員さんにお話をしたら、謝ってはいましたが、かなりうけておりました。
そんな怪しいシンガポールが大好きです。