地域おこし学校「こうちみませ楽舎」通常教室①『アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!』レポート♪
こんにちは。高知市地域おこし協力隊の吉田友一です。
ご無沙汰しております。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私たち高知市地域おこし協力隊は、今年度もさまざまな地域おこしイベントや地域行事に参加してまいります。どうぞよろしくお願いします♪
さて、令和4年12月10日(土)に地域おこし学校「こうちみませ楽舎」通常教室を無事に終えることが出来ました。今回は2教室の内、教室①で行われた内容をレポートいたします♪
はじめに~地域おこし学校「こうちみませ楽舎」を“わかりやすく”ご紹介♪
地域おこし学校「こうちみませ楽舎」は、旧御畳瀬小学校の校舎を再び活用し、地域おこしやまちづくりをみんなで楽しみながら学び、そこから生まれたアイデアをカタチにする「学び」と「実践」の学校です。令和2年度にプレ開校、令和3年度に本格開校をいたしました。
令和4年度に開催した2教室のうち、今回紹介するのは・・・
自分のまちが好きになるアニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!
教室の内容は、アニメ美術設定家として活躍する講師と共に、地域を見つめる新しい視点を学びました。フィールドワークを中心に町に出て感性のアンテナを立て、いろんなモノを見て感受性を養い、町に出て、写真を撮り、地域の特徴を捉えていきました。
講師ご紹介
緒川マミオさん
兵庫県出身、高知市御畳瀬在住。「舟を編む」など多くのアニメーション作品の美術設定を担当。平成30年に御畳瀬へ移住し、アニメの仕事の傍ら、古民家を活用したコミュニティカフェも運営。
吉冨慎作さん
NPO法人 土佐山アカデミー事務局長 /山口県下関市出身。高知市土佐山地域でのイベントや、土佐山をフィールドにした企業研修の実施等を通じ、交流人口づくりに取り組む。
地域おこし協力隊も授業のサポートで携わりながら学びを深めていきました。
御畳瀬のまちをフィールドワーク
全6回の授業の内、2回ほどフィールドワークを行ったのですが、いずれも晴天に恵まれ、太陽の光を浴びてのロケハンは大成功でした。御畳瀬はかつて漁師町で栄えた場所。ここにしかない風景を丁寧にカメラに収めていく受講生たち。
私も負けじとカメラのフォルダをいっぱいに、魅力的な画を拾い上げました。
情報を整理して作品づくり
教室の特徴として、フィールドワークで目に入った情報をしっかり整理をすることが挙げられます。
①見つけたこと
②感じたこと
③イメージしたこと
3つに分けた上で自分の感情と向き合うことで、人にも伝えやすくなります。さらに、「地域の魅力を発見する楽しさを教室全体で共有することが大切」とマミオ先生が説きます。作品制作の中で重要なのは、楽しむこと。そして、伝わること。
見つけたモノや感じたコト
吉冨先生から、作品作りのアドバイスとして、「授業を通して好きになったことや場所が増え、結果的に御畳瀬がもっと好きになってきたと思います。作品を見た人にも 御畳瀬を好きになってもらいたいので皆さんが発見した、地域を好きになるための 『地域の観察のしかた』について解説してほしい。」というお話がありました。
受講生が作品に書き込む情報量は目に見えて増えてきました。
その気持ちや見つけた御畳瀬の魅力などを、作品を通してしっかり伝えていきたいですね。
教室の集大成「展示パネル」と「ロケハン作品集」
ロケハン作品集は図書館で閲覧可能!
ロケハン作品集は、3地域(長浜・御畳瀬・浦戸)の図書館とオーテピア高知図書館で閲覧可能となっております。
地域を歩く、新たなアイテムとしてぜひご活用ください!!
詳しいレポート・作品集はHPでご覧いただけます♪
次回は、通常教室②災害に備える!キャンプで使える!『防災アウトドア入門』のレポート記事をアップする予定です。
どうぞお楽しみに!!
また令和5年度も2つの教室を開催します。
高知市地域活性推進課
吉田友一