偽善
毎日がしんどい。
ずっとしんどい、もう10年以上しんどい毎日が日常と化している。
学校へ行く。
自分のキャラを演じて、いつのまにか演じてる自分と元の自分がかけ離れていって、どんどんどんどん自分が嫌いになっていく。
みんなが好きな自分が本当の自分でないことの悲しさ、成績を意識して、先生も本当の自分を知ることなく評価することの罪悪感。
好きでもない俳優をかっこいいと言って、好きでもないものを好きなフリして、自分がどんどん消えていく。
ひたすらに毎日が必死で、
自分の大切にしてるものの何かがいつのまにか削られてちっさくなって、消えかける自分に恐怖を感じつつ、こんな自分なら消えてくれとも思う。
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