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TechRAMEN 2024 Conferanceのデザインを振り返るその2〜ロゴ編〜
TechRAMEN 2024 Conferenceのスタッフ ときたはじめ(@kobutorigattu)です。実行委員長の西原(@tomio2480)が10年前に設立したFuraITというITコミュニティに携わっています。
私は富良野市(旭川市から南に60km離れたところ)で生まれて、今もずっと富良野市に住んで仕事をしています。写真を撮ることや、お菓子(ガトーショコラ、プリン、パンetc.)を作ることが大好きな39歳のオッサンです。
IT要素はゼロで生きていますがITコミュニティの代表をしています。
TechRAMEN 2024 Conferenceのデザインを振り返ります。
最初は僕がデザインをするきっかけについて書きました。
TechRAMEN 2024 Conferanceのデザインを振り返るその1〜役割分担編〜
今回はロゴについてお話をしたいと思います。
何かを始めるときにはやはりロゴはマストですよね。
ロゴがなければ始まらない!といっても過言ではありません。
全体スケジュールを見るとロゴの確定は2024/3/23 です。
最初のコアスタッフミーティングが2024/3/6。
ロゴを考えるとしては結構な短納期です・・・。
今回のTechRAMEN 2024 Conferenceの開催にあたり最初のミーティングまでに西原が各業務やイベントごとにポイントをまとめたワンペーパーを用意していました。(実はこれが先の先まで読んでいる&見えている素晴らしいものである)
もちろんロゴを始めとするデザイン関連にもありました。
さぁやるぞ!RAMENのロゴだからね?!
さて西原の初案を公開しよう。(本人には下書きの校閲段階で許可を得ることにする)
![](https://assets.st-note.com/img/1723120770409-DerXXTRrp9.png?width=1200)
最初の行に「ラーメン構造」と記載がありますがそれはやりとりの中で断念しました。
また、下部にある
(お金に余裕があるならば)→当初は登壇者にもポロシャツをお渡ししたいと考えていましたが、、、次回開催時にはそうなるように盛り上げたい!!!
さて、ロゴの初案でわかるものは
・IT感
・//→ねぎ
・@→チャーシュー
・〜→麺
・=→箸
とはいえ、ここまでイメージが固まっている初案はありがたいと思います。
どうですか❓デザイナーさん!!
僕の初案は・・・?
完全にラーメン屋を意識しすぎたw
ITな文字でラーメンを表現するのは数日考えたけど厳しかったんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723121258005-4U9V9zoJ72.png?width=1200)
たぶんコレを見た西原のアゴは1回外れたんじゃないかな(・o・)?
まぁとりあえずたたき台となるデザインがなければ始まらないのでいいや。
(西原の初案に「モノクロに耐える」って書いてあるのにガン無視!!!)
これでも結構悩んだんです。//@~=をどう表現したらいいのか。。。
まぁやっぱり西原のイメージとは違ったよね。
そこからきっちりと丁寧なフィードバックをもらいました!
![](https://assets.st-note.com/img/1723121704215-4qAJ7WGwBF.png?width=1200)
・Favicon→大事だよ!(マジでその通り)
・多色→もろもろ(マジでその通り)
・線が細い→ポロシャツの洗濯に耐えない(マジでその通り)
・IT記号ね→わかってたよ。。。(マジでその通り)
・Roundtableみを大事にしたい→そうだよ。円卓会議だもん!(マジでその通り)
![](https://assets.st-note.com/img/1723121598603-Q63X1lFK8U.png?width=1200)
そしてふと出てきた!あのロゴの第一歩。
![](https://assets.st-note.com/img/1723122332520-jVSI1LqHdu.png?width=1200)
僕の脳内で3月16日と17日に何があったんでしょうね。
16日は友達家族とご飯を食べていて17日は仕事。。。あー17日か!!!
(お前は仕事中に何してんだ?!というツッコミは心の中にしまっておいてください。関係者に当時の直属の上司がいますので・・・)
そこから
「ロゴでネオンサインのようなものを作れたらいいよね〜。」
「そうか、それはFuraITのあの二人にやってもらう!」
そんなやりとりがあったり、ステンシル書体の文字も見たいというリクエストもあった。
※いつもそうですがとても大事なことに西原は気が付きます。
「フォントの権利関係は大丈夫ですか?」と。
これ、知らない人は知らないかもしれないので書き残しておきます。
・パソコンはフォントを増やすことができる。
・フォントは無償で配布されているものがある。
・商用利用(フォントを使用した商品の販売やロゴへの使用)が禁止されいているものと、どんどんつかっていいものがある。
などなど。
「このフォントめっちゃいい!つかっちゃおう!」と思って完成して印刷が終わってから『やばーーっ!』なんてこともあるのでデザインする人は気をつけてください。
ちなみに僕は商用利用可のフォントしかパソコンに入れてません。
![](https://assets.st-note.com/img/1723123034328-aNrNmK1O6p.png?width=1200)
プロだなんてお恥ずかしい🍜
あなたのフィードバックがプロです❗
![](https://assets.st-note.com/img/1723123301603-ZxyLlO3dIQ.png?width=1200)
そういえばこの人は教育者だった。
こんなにしっかりと伝えてくれるのは嬉しい!
ロゴを3~4°左回りに傾けるというセンス。天才。ヤバめ。
そしてもう一人、天才が現れます。
「諦めないおじさん」こと須藤さん(todoさん)に仕事に出勤して係の引き継ぎが終わった後にロゴの案を見せたら「箸をはみ出したほうがいいかもね!!」
![](https://assets.st-note.com/img/1723123677675-meOsIiqZe4.png?width=1200)
まだ迷いがあるデザイン感が漂っていますね。
こんなフォントどう?って西原から来たフォントがビシッと締まるきっかけに!
![](https://assets.st-note.com/img/1723124323339-gsYMd1b12k.png?width=1200)
文字の部分を2段か3段にしたらどう?というラフをもらって案を出したら
![](https://assets.st-note.com/img/1723126998207-ofsXvt2bUG.png?width=1200)
「手を抜いたところがバレた・・・」↓
![](https://assets.st-note.com/img/1723124573459-YnKyolPOsX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723124740999-oWDLndgymn.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723124757453-poNU7SoiMg.png?width=1200)
ロゴの完成が2024/3/23だったのでまぁ良しとしましょう!
お気づきですか?
僕がデザインしたっていうよりは西原のセンスと感覚に助けられて僕がIllustratorを操作したってこと。
とはいえここまで細かいやり取りができたのはデザインをするものとしてはめっちゃ嬉しいことです。
ともに作り上げた作品になったなと。
ここからさらに始まるデザイン関連の製作。
↓ありがたい。僕が気づいたものだけですが。みなさんが今回の制作物をイベント後も活用していただいているものはまた今度。
ロゴはマジで最終盤が来たときに勝ったなと思った
— 旭川から小平市をはじめ各地に飛び立つ地方ITコミュニティ盛り上げ大臣とみお (@tomio2480) August 2, 2024
(ぼくが要望していたソースコード要素もしっかり盛り込んだ上に活用可能性が高まる単色でシンプルな構造をしっかりいい感じに盛り込んでくれた
私は最初にロゴの案見せてもらった時に「これは絶対に成功する」って確信した。良い意匠は良いモチベーターたり得るんだなと。 https://t.co/JbUskDLWmK
— takedah (@takeda30) August 1, 2024
最高のTechRAMENを作った最高のデザイン秘話
— にゃんだーすわん (@tadsan) August 1, 2024
TechRAMEN 2024 Conferanceのデザインを振り返るその1〜役割分担編〜|kobutorigattu @kobutorigattu #note https://t.co/XM5GdKkO4G
次回はWebサイトやX、noteのヘッダー作成を振り返ります。
振り返るといいながら西原とのDiscordの切り貼りですが、かなり二人でやり取りをしました。
でもこのやりとりがデザインがいい方向に行くためのプロセスだと思っています。
発注者(西原)がいかに本気かってことが本当に大事。
「こんな感じで考えておいて〜。あとはよろしく〜。任せたわ〜」なんてことよくありそうですね。そして発注側の担当者と意思決定者が別っていうのも現場を混乱させます。
※エンジニアや開発者のみなさんなら日常のこと?
長くなりましたが次回の更新をお待ち下さい。
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