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書くことが苦手な息子と漢字練習

どうも、この世の全てのイレギュラーを生きるふたです。ユニークな9歳長男、2歳次男を育てています。

今日は支援級在籍で、書くことが苦手な長男の漢字練習のお話をしていこうと思います。
使ってよかった教材、すすめられた教材なども載せていますので、
最後までお見逃し無く!

書くことが苦手って?

彼が未就学児だった頃、私たちは自治体が行っている療育?もどき?のような所に発達相談に通っていました。

そこで発達のドクターに言われたのが、
「手のひらに過敏さがあるから、将来書くことに困難が出る可能性はあるね。」
でした。

親族に、極端に読み書きが苦手な人もいたため
あまり驚いたり悲観したりしませんでしたが、
書くが難しいとなると、これはなかなか困ったぞと思いました。

てすが成長するにつれ、鉛筆は持つし絵も描くし、
4歳頃には字を書き始めたような…?
だからあまり心配はしていませんでした。

気になりだしたのは1年生になってからだったでしょうか?

漢字を図形として捉えているようで
書き順もちぐはぐ、書き方も独特で
さらにはひらがなも、
「る」「ろ」や「め」「ぬ」、「わ」「れ」、「あ」「お」の区別がつきません。

おや?
おやおやおや?
これは……

と思いながらも指摘したり書き直させると、バタバタと暴れ
嫌ならしなくていいんだよというと、それは嫌だとまた暴れ、
宿題が苦痛でした。

SLDとは?

LD は Learning Disorder の略で、日本では学習障害と訳されています。 (現在では SLD:限局性学習症と言われます)
知的発達に遅れはありませんが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった能力のうちのいずれかに、習得や使用
で著しく困難を示す状態を指します。その原因として脳に何らかの機能障害があると考えられています。
特性の現れ方は人それぞれで、一つの場合も、複数が組み合わさっている場合もあります。
多く見られるのは、「読む」ことや「書く」ことでの困難、算数でのつまずきの一因となる「計算する」「推論する」ことの困難さです。

書くことの困難
①文字を正しく書くことが苦手
・漢字の“へん”と“つくり”を間違える
・鏡文字になる
・書き順の間違いが多い
・バランスの取れた文字を書くことが難しい
②単語を書くことが苦手
・理解していても、誤字が混ざる
③文章を書くことが苦手
・助詞(てにをは)など文法的な誤りが多い
・字を書くことに努力が要るので長文は難しい
・板書に時間がかかる、または写せない

甲南女子大学(https://www.konan-wu.ac.jp/download/healthcenter_news27.pdf)

https://www.konan-wu.ac.jp/download/healthcenter_news27.pdf


DCDとは?

DCD(発達性協調運動障害)とは、「協調」という脳機能の発達に問題があるために、運動や動作にぎこちなさが生じたり、姿勢に乱れが生じ、日常生活に支障が出てしまう発達障害です。「協調」とは、視知覚、触覚、固有覚(自分の体の動きの認識)などの身体の外部や内部から絶えず入ってくる多数の情報をまとめ上げ、本人の運動企図(何をしようか)・運動計画(どのようにしようか)に基づいて、身体の動きの速さ、強さ、タイミング、正確さ、姿勢やバランスなどを適切にコーディネートして運動・動作を行い、さらにその結果もふまえて、体の動きを微調整していくという、「脳」の一連の機能です。

DCDの子どもは、体育の授業やスポーツだけでなく、「靴ひもを結ぶ」「箸やナイフ・フォークを使う」「字を書く」「はさみや定規・コンパスなどの文具・道具を使用する」「リコーダー・鍵盤などの楽器を操作する」「正確さを要求される理科実験を行う」など、日常生活や学校生活のさまざまな局面で、その不器用さが生きづらさとして現れてきます。

NHKハートネット

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001122260.pdf

長男は国語は大の得意です。漢字も読みは得意で、漢検2~3級の漢字は読めますが
なぜか書きは1年生の漢字も不完全です。

与えられたドリルをやるのも苦手で、何回も書いて覚えることが苦痛で仕方ありません。1年生の漢字はつまらないのですが、難読漢字なら喜んでキラキラしながら学ぼうとします。

学年に合わせて与えられた漢字はやりたくなくて、
好きなところを掻い摘んでやりたいタイプです。

良かった教材

色んなところを掻い摘んで、モザイク状に学んでいく彼なので
学年にこだわらない様々な教材を試してみました。

好きなキャラクターのついた漢字ドリルや、モンストの中高生向け漢字ドリル、
美文字ワークや、写経ワーク、ネットからダウンロードした教材や漢検ドリル。
色々とやってみたところ、
コスパもよくて彼にも合っていたのはDAISOの漢字ドリルとワークでした。

我が家のやり方は…

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