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薫子と名古屋|フィギュアスケート

薫子、先日は優勝おめでとう。

和田薫子選手は昨シーズンは180点台まで出している実力のある選手であり、今まで彼女に注目してきた方なら、今回の194.14点という点数は特に驚くにはあたらない。

とりわけ評価が高いのが速くて逆回転もあるスピン、伸びやかでエッジの深いスケーティング。
ちょっと切ない表情から紡ぎ出す美しい所作のつなぎが、琴線にやさしく触れる感じもたまらない。

ダブルアクセルについては坂本花織のようにゴージャスと解説の方も絶賛していた。

中学3年生の和田選手はジュニア3年目になるが、ジュニアグランプリシリーズは今回が初出場。(過去2シーズンは補欠)
シニアの全日本にはまだ出場を果たせていない。

過去の2シーズンの試合を振り返ると、出来にムラがあって、良くないときは全体に動きが小さくなって回転不足も多くなって・・試合になるとなかなか本来の力が出せないなあという場面がよくあった。

もっとできるぞ薫子!と拳を握りしめてきた薫子ウォッチャーにとって、今回のような大舞台での優勝は格別であった。

上記の動画は東海地域の番組で、スケートリンクのある名古屋大須を地元としている和田選手が、商店街でういろうを買い求める姿などが紹介されている。

2年くらい前は、ジュニア女子は東西のアカデミーが席巻するのかと思ったりしたが、今回のJGPSには愛知から3人
・和田薫子(中3)グランプリ東海
・上薗恋奈(中2)LYS
・岡田芽依(中2)名東FSC
派遣されており、フィギュア王国愛知の伝統が堅実に受け継がれていることを改めて実感する。

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