
木下トロフィーの主役|フィギュアスケート
パリオリンピックを見呆ける毎日。
選手たちの血のにじむ努力の成果を披露する姿を、ただ寝そべって見るだけの体たらくよ。
オリンピアンのはずのアダム様は、インスタグラムなどを見る限りパリ五輪には関心なさげのようで、頻繁に上半身の筋肉を披露されていますが、これも努力の成果。
昨日今日の筋トレ&プロテインではなく、小さい頃から地道に鍛えた筋肉の美しさがあります。
さて、8月の大会ではサマーカップと並んで出演者が豪華な木下トロフィー。
日本の選手たちの新プログラムを一斉にお披露目いただくという贅沢な2日間です。
シーズン初めということもあって、ジャンプが乱れまくる姿、またバテバテの様子を目にするのは真夏の風物詩のようなもので、スケートファンなら別に動揺も心配もしないでしょう。
友野一希選手は音楽のCDを間違えるというミスがあって大遭難されました。
結果的に、フリープログラムのTES(技術点)はシニア男女・ジュニア男女全体で麻央様が首位でした。(2位佐藤駿)
麻央様もノーミスではなかったですが、この時期での仕上がり具合はやはりさすがというか、見ている景色が違うという印象を持ちました。
私はすべての選手のプログラムが初見でしたので、至福のひとときをいただきました。
個人的には江川マリア選手のFS、トゥーランドットが特に印象に残りました。
もちろんお衣装もお初に見るものばかりで眼福、お腹いっぱい。
佐藤駿選手のSPのラヴェンダー色のお衣装、一見シンプルなのだけどフロントの細かいプリーツとビーズ、お袖のデザインも凝っていて素敵。似合ってるし。
つい長々と書いてしましましたが、今年の木下トロフィーで一番目を奪われたのは、柴山歩/木村智貴 のアイスダンスの新カップルでした。
二人ともアイスダンス初心者の高校2年生。
5月頃には新カップル誕生か?という情報は出ていましたが、ついに現実に。
アイスダンスを始めて3か月ほどだと思うのですか、短期間でこんなに出来るもんなのか?
シングル強化選手の柴山選手はシングルとの二刀流、木村選手はシングルからアイスダンスに転向となるとのことです。
今週末はサマーカップも控えており、木下トロフィーとの連戦の選手も多くいます。
