社会人の星 大庭雅|フィギュアスケート
数あるフィギュアスケートの試合の中でも個人的に一番ヒリヒリする大会は、全日本選手権の最終予選である東西ブロック大会です。
その東西ブロック大会の中でも目玉となるのは、西日本選手権の大庭雅選手の予選通過を見守ることといっても過言ではないでしょう(主観)。
スケートファンの多くが、キスクラで大庭選手と同席しているような気持で点数を待ち、予選通過に涙するというのはもはや11月の恒例行事です。
29歳の社会人スケーターの星、大庭雅選手のスケートは「スケートを続けられる喜びと感謝」という多幸感で見る人をあたたかく包みこんでくれます。
フリープログラムの「Aesthetic」は今季で3年目となりますが、見せ場は終盤のコレオシークエンス。
曲が盛り上がってくると「もうすぐコレオ来るで、来るで」とフライングで感極まり、その後のスパイラルで陥落。
何度見ても、新鮮な感動を私達に与えてくれる、素晴らしい作品です。
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