なぜ必要?資産運用を医師におすすめする4つの理由
この記事では医師と資産運用の関係について説明していこうと思います。
医師の結婚相手って看護師が多いです。実際に私も看護師でした。
なので同じ境遇の友人も多く、よく家計管理や資産運用について相談されます。
友人との会話で
「旦那は忙しいから私がお金管理してる。とりあえず貯金だけしてるよ」
「投資は気になるけど、難しそうだし何がいいかわからない」
と言っていました。
日々の業務が忙しくてついお金に対して無頓着になってしまったり、知識がないから一歩を踏み出せないのだと思います。
しかし、私は「医師こそ資産運用」とも思います。
なのでこの記事では「勤務医」という職業に焦点をあて、なぜ資産運用が必要かをお伝えしていこうと思います。
📙この記事を読んで欲しい方
投資に対して「難しそう、怖い」など良いイメージがない方
銀行に預けていた方が安心でしょ!と思っている方
実際に何から手をつけていいかわからない方
医師に資産運用をすすめる理由
理由1.節税になる
なぜ節税になるかというと資産運用の手段によっては所得控除を利用できるからです。
順を追って説明しますね。
勤務医の平均年収の所得税率は33%であり、この税率は年収が増えるほど高くなる仕組みで、よって納める税金も高くなります。
画像はイメージですが、パターン②のように所得控除を増やして課税所得を減らすと同じ税率でも納める税金を少なくすることができます。これが節税です!
少しでも所得控除をたくさん使うことでより納める税金を少なくする=手元のお金を増やすにつながるということです。
ちなみに、所得控除は全部で14種類あり、そのうちのいくつかを活用して資産運用をすると節税につながります。
所得控除を活用できる資産運用は具体的に以下です。
寄付金控除→ふるさと納税
小規模企業共済掛金控除→iDeco
生命保険料控除→生命保険
このように医師は所得税率が高いので節税を意識して資産運用する必要があります。
理由2.職業的に安定的な収入が見込める
投資をする上で大切な事は「コツコツ地道に投資すること」です。
安定した収入を見込めるからこそ資産運用の計画も立てやすく、安定的に運用できます。
また、銀行からの融資も受けやすく不動産投資という方法での資産運用も可能になります。
しかし、不動産投資もリスクや罠がたくさんあるので注意が必要です。
突然「〇〇先生ですか?ワンルームマンションを買いませんか?節税になります!」と電話がかかってくることありませんか?あれは要注意です。
理由3.転勤が多くあてにできない退職金
医師によって働き方は様々なので一概には言えませんが、医局所属だとローテーションで数年おきに職場が変わります。
そうなると退職金もあてにならないのです。なので、医師にとって計画的な老後資金の準備は必須なのです。
我が家の夫も医局所属ですが、半年~数年単位で職場が変わっており先が読めません。
理由4.家計管理で支出を抑え、馬力アップ
結婚してから実感したことがあります。
「収入も多いけど支出も多い!!ってか、多すぎる!!」
税金からはじまり、書籍代、学会費、〇〇学会の年会費など仕事に関わる数々の出費。
仕事に関わる出費なので仕方ないし、ここをケチる必要は全くないけどこの出費多さは医師という職業ならではだと思います。
それ以外に
「普段頑張ってるんだから、レジャーは贅沢にいこう!外食だって!」とついつい財布の紐がゆるみがち。
それが積み重なると「あれ?案外貯金貯できてない!」という事態に陥ります。←過去の我が家(笑)
家計を見直し、支出を抑えれば「お金を貯める馬力」がよりアップし、効果的に資産運用ができるからです。
医師が資産運用に踏み出せない理由
忙しいから。これに尽きると思います。
怖いや難しそうという理由もあると思いますが、ドクターって本当に忙しいですよね。
看護師として病院で働いてた時は「先生いつも病院にいるなー現住所は病院じゃなかろうか・・・」と(笑)
結婚してからも「あれ?1日休みの日って最後いつだっけな?」と(笑)
忙しいからめんどくさい。忙しいからいいやと後回しになってしまうと思います。
医師と相性が良い資産運用
では具体的にどんな運用が良いかというと、年齢やリスク許容度によって運用方法は変わるので「これ!」とは言えないのが本当のところですが
「節税×楽ちん」という視点で考えると、
ある程度ほったらかしができる積立投資信託(つみたてNISA)やiDeco、節税を意識した生命保険やふるさと納税と相性が良いと思います。
※生命保険は手数料オバケなので投資に向かない面があります。
※厳密に言うと、ふるさと納税は税金の前払いなので節税ではないですが返礼品でお得感があります。
まとめ
税金が高い、老後の年金問題など社会ルールや問題は変えられません。
忙しい医師だからこそ資産運用をしてお金に働いてもらう必要があると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。