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株:11月12日 トランプ氏勝利から1週間経って

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。


ラッセル2000が一番上がった

岡崎氏は『アメリカの国民を反映しているのはラッセル2000』というようにトランプ政権になってアメリカの中小企業が浮かばれるのではないかという思惑で上昇。
関税強化でアメリカ国内の企業が恩恵を受けるのではないかとも言われている。

2020年の大統領選挙でも翌年の3月まで最も上昇したのはラッセル2000。
選挙の影響を最も受けるのはラッセル2000なのかもしれない。
果たして今回は何処まで上昇するか。

アメリカの中小型が上がれば日本のグロースもと考えるのはどうか。
一応アメリカが関税引き下げで国内産業に恩恵という理由なので、日本の輸出企業には向かい風。
だったら内需のグロース銘柄だったらいいわけか。

新政府による『人工知能(AI)や半導体産業に対し、複数年度にわたり10兆円以上の公的支援をする枠組み』が半導体製造(ハード)だけでなく、Sakana AIのような生成AIの開発や、ABEJAみたいにソフト面も考えてくれるといいのだけど。
これからは生成AIをどう活かすかが重要になってくるから。

今日12日のプレマーケットでラッセル2000が少し落ちている。
プレマーケットではSP500、ダウ、ナスダックも若干弱い。

昨日はSOX指数が7%の下落で、その代わりに暗号資産、テスラが大きく上昇。
証券、金融サービス、自動車トラック販売店なども上昇し昨日までは幅広い銘柄が上昇していた。
今日のプレマーケットはこの1週間で上がり過ぎたための利確売りであろう。

ここまではお祭り騒ぎで上昇したが、ここから銘柄選別が進んで行く。
FOMO(取り残される恐怖)相場とも言われているので年末ラリーに突入したかもしれない。

昨日の11日はいくつかの原因でSOX指数が大きく下落した。

原因1. アメリカが中国への半導体輸出を制限
TSMCは商務省から、7ナノメートルやその他の最先端半導体を中国企業に送ることはできないという書簡を受け取った。

TSMCの第3四半期の中国からの収益は約11%で、TSMCが中国企業への販売を縮小しても同社の成長が過度に妨げられる心配はないでしょう。
しかし、米国と中国の間の緊張の高まりには注意が必要。
さらなる地政学的不安定性がTSMの株価に圧力をかける可能性がある。

原因2.スーパーマイクロがNVIDIAに切られた
NVIDIAがBlackwellの出荷先からスーパーマイクロを外した。
その影響でマレーシアに建設予定だったブラックウェル用のサーバーを組み立てる工場の建設が延期になった。

Blackwellの需要自体は大きいのだが、NVIDIAにとって最大のサーバーメーカーだったスーパーマイクロから他のサーバーメーカーにその需要を全て振り分けるのは容易ではない。

長期的には問題はないが、来期に向けて一時的にBlackwellのサーバーの供給が予定よりも少なくなる可能性がある。

下のチャートはSOXLです。
線の引き方には目をつぶってもらうとして、保ち合いだがここ3回は高値を切り下げている。
下の抵抗線はだいたい30で底を下抜けるかもしれない。

SOXL

日経平均は先物主導のレンジ

日本企業の決算での下方修正が多いのでEPSは下降気味。
PERが16を超えたら下落圧力が高まるかと思ったら4日間は16以上を維持している。

海外勢は日本株の高い配当利回りに期待しているらしいので1.95以上を維持していれば大丈夫なのだろうか?

線の引き方はご容赦ください。

上は40000で抑えられていて、EPSと共に下がるかと思ったら下がらない。
オプションでの機関投資家のポジションを意識した狭い範囲での値動きが続いている。
現物で下げても先物で修正している感じ。
決算後の銘柄選別が重要かな。

日経平均

銀行は上昇していたが、三菱UFJ、三井住友は高値を抜けられるだろうか?
地銀は決算で差が出ている。

通期を上方修正した銘柄も今日は調整で下げている所が多かった。
サンリオ0.9%、アドバンテスト3%、フジクラ1.9%、バンダイナムコ0.7%、テルモ1.4%、旭化成0.7%など。

こういう優良銘柄の利益確定売りが入った。

通期を上方修正した銘柄はとりあえず安心感があるので押し目を狙える。
他にも三和HD5929、楽天銀行5838など。





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