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ドラマストアの「世界はまだ僕を知らない」について

こんばんは。今日はいかがお過ごしでしたか。

今日もおうち時間で何の変哲もない一日だったので、勝負曲について津図ろうと思います。


私はほんの少し前まで受験生でした。緊張しいなのでとにかく冷静になろうと曲で気を紛らわそうと必死でした。その時に頼っていたのが音楽です。本番前は基本的にメンタルが弱くてまだ何も始まってなくてもすでに何故か落ち込んでいました。もうこうなったら無理やりにでも気分を上げようと思って常にアップテンポの曲を聞いていました。

一番聴いていたのがドラマストアの「世界はまだ僕を知らない」です。正直言うと気合の入った日本の背中を押す系の応援ソングが苦手です。どうしても綺麗ごとに聞こえてしまって。しかし、この曲はそっと背中を押してくれます。歌詞が嫌になりません。でもネガティブすぎる曲でもありません。ちょうどいいのです。


『意味の無い昨日を見送り 意味の無い今日が始まる』

まさに受験勉強の時なんてそんな毎日でした。淡々とした毎日。コロナ渦の中での受験。思い出したくもないくらい、しんどかったです。明日が来てほしくないって思ってました。漠然とした不安が毎日のように私を襲っていました。こんなに勉強して将来の意味となるのだろうかと思っていました。

『これじゃ終われない 僕は僕が大嫌いだ』

このまま何となく意味もなく勉強を続けるのが嫌になりました。もうやめてやろうと思いました。でも勉強をしなくなったら私に何が残るのだろうと思いました。その時にこの歌詞が浮かびました。まるで私のようだと思いました。この時、私は私が大嫌いでした。

『足りないくらいがちょうどよくて 隙間を埋める希望があった』

心に響きました。私にも希望があったんだなって思えました。欠陥をこんなにポジティブにとらえられたのは初めてでした。そして、この考え方は私の支えになり続けると思います。欠陥と希望は紙一重なのかもしれませんね。素晴らしい歌詞だと思います。


この曲は「努力→結果」ではなく「努力」の過程を描いているのです。努力をしていてかつ苦しんでいるものにしか共感できないと思います。そのような曲を理解できているということはその努力は意味のあるものだといえます。諦めていないものにしか共感できないのはかなりの特権ですね。

今、自分のしていることに自信がない人は少なくないと思います。だからこそ、ドラマストアの「世界はまだ僕を知らない」を聴いてほしいです。


今日はこの辺で。明日もいいことありますように。あまり無理をしないでくださいね。体調には気を付けて、おやすみなさい。


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