三秋縋さんの三日間の幸福を読んで
こんばんは。今日はいかがお過ごしでしたか?
今日はある本について紹介したいと思います。それは『三日間の幸福』という本です。ご存知でしょうか。三秋縋さんの作品です。私は三秋縋さんのツイートが好きでふと小説を読みたいと思って手に取ったのです。聞き覚えのある題名であったものの実は初読でした。
私はあらすじをスラスラと書くことを好まないのです。調べたら出てくるしネタバレ要素もあるし、本に書いてあるあらすじですら読まないです。本当に無知の状態で読み始めます。あとは上には上がいますから。あらすじは文章力が鍵を握るので差が出てしまいます。それを恐れているのであらすじは書きません。代わりに、私にしか書けない私の考えを綴ります。ネタバレには気をつけますが一応お気をつけください。
もし3日後に世界や人生が終わるとなったら貴方はどう過ごしますか
大切な人に会う、お金を使い果たす、悪いことをする…… たくさん意見はあるでしょう。ただ、それを考えるときに何処かで「そんなこと起こるはずない」と思いませんでしたか。
たしかに非現実的といえばそうですね。しかしその可能性は無きにしも非ずなのです。終なんて見えないものですから。終は第一者からは見えないのですよ。何故ならもう終わってるのですから。自分でない誰かがその終を見かけ気付いて、終わったと判断するのです。
ということは貴方が終を知らないのは当たり前だし知ることも無いのですよ。だからいつ人生や世界が終わろうが可能性としてはあります。なので自分と無関係のものだと思わないでください。そう思えばさっきの質問も考えやすくなったのでは。
終を意識したところで、次にまた質問。
健康、時間、寿命 、この中でひとつ犠牲にするならどれがいいですか
わけがわからないですね。健康はともかく時間と寿命なんてどう違うのか!と思いますよね。でも貴方はこの質問に早く答えなければならないのです。さあどれを選びますか。難しいですね。
最後に。
貴方の人生は何円くらいの価値があると思いますか
収入とかを踏まえず頭をやわらかくしてください。そうしてもきっと分からないでしょう。意地悪ですね。
現代文の問題のように設問があると熟読しやすいでしょう。これらの問題の答えは貴方の心の中にあります。そしてそれを考えるヒントは物語の中にあります。読んだら気が変わるかも。もし読んだら感想教えてください。次に私ならどう答えるかを綴ります。他人の答えは思想の幅を狭めてしまうかもしれないので気をつけてください。それでも良いよという優しい方はスクロールしてください。
一応ここで区切ります。明日もいいことありますように。おやすみなさい。
1. 3日というカウントダウンが怖くてそれを知った瞬間に自ら断ちそうです。終は変えられるんだよって。
2.寿命です。健康でないのに生きてたって苦しいでしょう。なら健康なまま寿命を迎えたいです。ピンピンコロリですね。
3.人生の値段は108円ですかね。優れているといえばそうだけど、やはり上には上がある 100円均一の品物のようなものだと考えました。
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