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日常の感情もファンタジーに

お久しぶりです。皆さんどのようにお過ごしでしたか。

私は、実は… 胃腸炎になってしまい、しばらく寝込んでいました。投稿に間を開けてしまい、ごめんなさい。今は何とか元気です。良かった。


その休暇中に、ある映画を観ました。『Hello World』 という映画はご存知ですか。北村匠海さん主演の映画です。挿入歌である、official髭男dismさんの「イエスタデイ」という曲と、俳優さんの北村匠海さんが好きで、この映画をずっと気になっていました。アマゾンプライムに出ているのをすぐ見つけて、速攻で観ました。

私は、感想でなるべくネタバレをしないように努めています。一応、ネタバレされると本当に困るという人は、ご遠慮ください。では、感想を綴ります。


かなりファンタジーチックな映画だというのが一番の印象です。現実と離れすぎていて、理解が苦しい場面もありました。理解の壁に当たるたびに、想像力の書けた面白くない人間になってしまったな、と感じて寂しかったです。ファンタジーって、大人になればなるほど、理解できなくなるのかもしれませんね。しかし、見ているうちに、どんどん理解できるようになっていきました。うれしかったなあ。

現実世界にタイムラグなんて、感じないじゃないですか。有名な作品で言うと『時をかける少女』や『君の名は。』など、若干ややこしいものが多いと思います。この作品も、そういう部類に入るのではないかと思います。しかし、この作品にはほかの作品とは違う決定的な差があります。それは、近い未来、このようなタイムラグを人工的に作ることができるのではないか と思わせているところです。

この作品でのタイムラグは、人工的に行われているものです。気づいたら時系列が変わっていた、というわけではありません。主人公の、恋人を救いたいという気持ちから、主人公の努力によって行われたタイムスリップなのです。しかも、主人公はタイムスリップをしていないのです。

今、矛盾を感じませんでしたか。前に、主人公の努力によって作られたタイムラグと言ったじゃないか、と。なのに主人公はタイムスリップをしていない。ややこしいですね。しかし、それであっているのです。

なんと、主人公は2人います。しかも、同一人物です。同一人物が二人いるのです。詳しく言うと、主人公は「現在の姿」と「未来の姿」の2パターンがいます。主に語られるのは現在の主人公ですが、未来の主人公もかなり重要な役割を果たします。この二人の兼ね合いが、話の中心的役割を果たします。



突然ですが、皆さんは失恋をしたことはありますか。失恋でなくても、何かを失ったとき、時間を戻したいと思いませんか。



私はあります。今でこそ何も思いませんが、失恋をした時、あのときああしていれば、こうはならなかったのにと後悔したことがあります。失恋でなくとも、後悔することは多々あります。そのたびに、時間を戻したいと思います。

主人公も、喪失したことからの後悔が強かったです。そこから物語が始まるのです。誰もが感じたことのある感情から、こんなに壮大な物語が始まることは、本当に面白いと思いました。これから何か後悔したとき、タイムラグ起こしてやろうと思うようにします。きっと落ち込むよりも、前向きな考えですね。

ファンタジーな作品なのに、現実とかけ離れすぎていないのがこの作品のポイントだと思います。嫌なことがあったとき、たまにはこのようにファンタジーなことを考えてみてはどうでしょうか。現実から離れるのも大切だと思います。


さて、この辺で終えようと思います。本当に面白い映画でした。声優陣が豪華っていうのもポイントです。北村匠海さん…推しです。

ゴールデンウイーク、きっと家にいるとき多いですよね。映画なんてどうでしょう。私は次に見るに登録している作品が40近くあるので退屈しなさそうです。のんびりしましょうね。


ゴールデンウイーク、過ごし方は様々だと思います。皆さん体調には気を付けて。5月病にも気を付けて。いいことありますように。

おやすみなさい。

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