ふぞろいきゅうりの個性を楽しんでみる
9月は夏野菜から秋野菜が出るまでの、野菜の端境期。
スーパーに行けばなにかしら並んでいて、
毎日、店頭に品数をそろえるのは大変だろうなぁ、
なんて思うのですが。
旬のもの、時季のものにこだわると、
春菊、チンゲン菜にはまだ早い。
ほうれん草、小松菜はもっと後かな。
こだわりすぎてもよくないかもしれないけど・・・。
何を買おうか迷っていると、
大小、形の不揃いなものを袋詰めにしたキュウリが目にとまり、
「あ、お買い得」と無目的に購入。
個性豊かなキュウリたち。
「さーて、どんな料理に変身させよう」
いろいろ楽しんでみたくなりました。
夏野菜のキュウリ。薬膳では暑熱を取る食材。
食欲が落ちる今の時期にちょうどよい副菜にしてみました。
リンゴ酢・みりん・薄口で味付け。トッピングに白ごま。
トゥル~と、ひと回しかけるゴマ油が食欲をそそってくれます。
味付けは、きゅうりともやしの和えものと同じ。
こちらはカボスをぎゅっとしぼって、さっぱり味に。
わかめとジャコで、「海のもの編」かな。
たまーに食べたくなる、マヨ和えサラダ。
ポン酢でもいけそうですが、
キュウリ&玉ねぎとくれば、やはりマヨネーズ(!?)。
生姜・ミョウガの薬味入りに。
おつまみにもいけそうです。
残りは甘酢づけに。
ローリエ・クローブ・黒コショウを入れ、ピクルス風。
リンゴ酢と黒砂糖を使用しているので、透明感のない仕上がりですが、
ハーブ&スパイスがよい仕事をしてくれています。
ちょっと箸休めにぴったり。
まだいろいろキュウリ料理を楽しめそうです。
今回はこんな感じで。
キュウリと暑すぎる9月を考える、白露の台所。