彼岸花が咲き、サンマを味わう 秋分（9/22～10/7）の終わり
お彼岸が近づくと、庭先の彼岸花が咲き始める。
必ずお彼岸の中日（9月21日～23日）に満開になる。
遅すぎず、早すぎず。
ひょこっと地上に顔を出したかと思うと、スーッとのびてパッと花が開く。わずか1週間ほどの間。
地上に現れ、花を咲かせるまでのそのわずか1週間を、彼岸花はいったいどうやって決めるのか、きっちりピンポイントでお彼岸に合わせて咲く。
毎年咲き始めると「あ、もうすぐお彼岸」と気づく。
そんな律儀な彼岸花が、今年はお彼岸が近づいても咲かなかった。
あまりの暑さに今年は咲かない・・・？ この酷暑ではさすがに・・・。
油断して観察を忘れていた数日のあいだに、咲き始めていた！
気がついたのは9月25日。
どうやら今年は秋分の日（9/23）辺りに咲き始めた様子。
遅ればせながら開花の様子を写真で記録。
1年ぶりに出合うと、なんだか嬉しいというかホッとするというか。
ああ、今年も秋が来たな、と思う。
これまでなかった1週間遅い開花。
季節のズレを身近に感じる出来事だった。
右端の1本はクッタリと倒れかかっている
茎が曲がっていた右端の花がスクっとまっすぐに立っていた！
徐々に花が開き始める
1つだけ突き抜けて背の高い一輪を残し、一気に開花
前日は咲いていなかった背の高い一輪も花を咲かせ、全て咲きそろう
旬にはまだ少し早い大根の代わりに。
秋の味覚、サンマも今年は不漁。価格が上がり、身が細い。
「秋はやっぱりサンマだね」と言える日も
食卓から遠くなってしまうのだろうか。
焼き色がキレイに仕上がらなかったサンマにカボスを搾り、口に運ぶ。
1年振りの新物のサンマの味は、やっぱりおいしかった。