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遅きに失した感もある「お城EXPO in 姫路」道中記(その三)

3日目最終日です。この日に帰る事になっていたので姫路城巡りはお昼まで、前日(その二)に内堀周りを巡っていて良かった。

姫路城を知らない人はあまりいないでしょうが軽く紹介。現存12天守のうちのひとつで国宝、そして今年(2023)で30周年の世界遺産。秀吉や黒田官兵衛(本拠)と関りがあり、江戸時代初期に池田輝政が天守を立て直し西国支配の要ともされたお城で、櫓など多くの主要建築物が現存している。別名「白鷺城」。


この日も暑さ全開(9月中旬)。有料区画入口で開城時間を待って入場。実は姫路城に来るのは初めてではない。前回訪れた時に見学した西の丸は思いきって止め、夏の特別公開が含まれた天守群見学に時間を掛けました。


姫路城はよくひと昔前の時代劇の中で江戸城内の場面に使われています。有料区画の始め「菱の門」を潜ります。

菱の門

この後も一度見ている「い、ろ、は、に、ほの門」などは足早に過ぎて

水の三門
天守入り口、水の五門

天守内は土足厳禁。朝一で来たので観光客も少なく自分のペースで見学出来ました。

地階廊下
現存天守の階段は狭く急、気をつけて上り下りしましょう
石打棚。窓などの開口部から攻撃できるように作られた足場。構造上の作り
武者隠し。文字通り隠れ場所
最上階。長壁神社の分祀


ここまでは以前も訪れている。ここから先は夏の限定公開でこの時期しか見学できない小天守や繋がれた渡櫓へ。イの渡櫓から東小天守、ロの渡櫓、乾小天守、ハの渡櫓と続き天守入り口に戻ります。


ロの渡櫓内
武器を掛ける


乾小天守内
乾小天守から見る大天守(右)と奥のイの渡櫓・東小天守


天守群。壮大

天守群を出て東の「折廻り櫓」へ。こちらも特別公開。

石落とし開口部
折廻り櫓。右にちの門

ちの門を出て、りの門を潜り上山里曲輪、ぬの門を潜り二の丸跡へ。

石垣のハラミを抑えるための石垣(中央下部)

菱の門前まで戻る。

三国堀跡から天守。美しい

菱の門を出て有料区画から出る。お土産屋さんで御城印を購入後城外へ。姫路城ありがとう。でもまだ見る場所は沢山あるんだよなぁ。本当に隅々まで見るなら一日でも足りないか。。。ともかくも念願のお城EXPO体験と城巡りに満足して姫路駅から帰路に。



最後にJR神戸駅で降りて湊川神社で参拝。南北朝時代の名将・楠木正成公をお祭りする神戸の名社。ここも以前から訪れたかった神社です。

湊川神社、神門
拝殿
奥が大楠公殉節の地

神戸三宮駅からリムジンバスで伊丹空港に。ちょっと予定より早めだったけど3日間の歩き疲れで休みたかった。ちなみに今回の航空機往復はマイレージでの搭乗。なるべくお金を掛けないで行くお城イベント&巡りでした。また行きたいな。長い道中記読んでくれた方ありがとうございます。


おまけ

限定クリアファイルと限定御城印



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