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【ショートショート】消えたメッセージ

 静かな田舎町で、夏が終わりかけた頃のこと。ミカは自分のスマートフォンに届いた奇妙なメッセージに目を奪われた。そのメッセージは、全く知らない番号からで、「助けて」とだけ書かれていた。

最初はいたずらか何かだと思い、無視しようとしたが、メッセージの内容は簡潔で、どこか切迫した様子が感じられた。ミカはそのままスマートフォンを机に置いたが、どこか気になってしまう。助けを求める内容に、どうしても気がかりな感覚を覚えたのだ。

夜になり、メッセージのことは忘れようとしていたが、再びスマートフォンが震えた。今度のメッセージには、「時間がない」とだけ書かれていた。それは同じ番号からだった。ミカの心はざわつき、何かがおかしいと感じ始めた。

「誰なの?」と返信を送ってみたが、返事はない。もしかしたら、本当に誰かが危険な状況にあるのかもしれない。ミカは怖くなり、友人のアキラに連絡を取ることにした。

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