1日1コビト紹介 : ヨウチュウカソウ
こんにちは! こびと研究室です。
最近「免疫力を高めるには?」とよく考えるようになりました。外出や人に会うことをできる限り控えたり、もちろん手洗いやうがいもしていますが、身体の内側からバリアを張って、万が一の時にもウイルスに負けないように準備しておきたいですよね。
身体を動かす(「こびとビート」がオススメです!笑)、よく笑ったりリラックスする、よく寝る、バランスの良い食事を心がける…できることはたくさんありますが、免疫力を上げるサポートに「漢方」を取り入れる方もいるようです。
今日はトウチンが「漢方薬」として使われることもあるというコビトをご紹介します。
ヨウチュウカソウ
体長:3〜4cm(トウチンは含まない)
セミの幼虫の抜け殻に入りこみ、土にもぐっていく。しばらく土の養分を吸って暮らしているが、やがてトウチンだけを地上に出し、寄ってきた昆虫を捕まえるようになる。トウチンの先からネバネバの液を出し、付着した虫を溶かして栄養にする。トウチンは漢方薬になる。
メモ:
このコビトが最初に発見されたのは2013年。こびと研究家のなばたさんではなく、小さなこびと研究員さんからの報告がきっかけでした! その報告をもとになばたさんが研究をすすめ、2014年の映画館上映の中で「新コビト発見ニュース」として発表されました。
大図鑑に載っていない情報なのですが、このコビト、セミグルメが「アジツケ液」をふりかけたセミの抜け殻を好んで入りこむようです。
漢方薬にして摂取する場合ですが、この画像をご覧ください。これは「冬虫夏草」という、虫に寄生したキノコを漢方にしたものですが(ちょっとだけ閲覧注意)、乾燥させ、砕いたり細かくした後に煎じてお茶のように飲むか、スープなど食べ物に混ぜて食べるのもおすすめです。(おいしくはありません)
こびと研究室:
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