こびとづかん公式note
現在までに発見されているコビトは約260種類! 「もっといろんな種類のコビトが知りたい」という声にお応えして、(主に)書籍「こびと大図鑑」からの抜粋と、本にも未掲載の「一言メモ」と共にコビトを紹介していきます! 皆さんの「コビト研究」のお役に立てば幸いです。
こんにちは! こびと研究室です。 スギやヒノキの花粉症の方は落ち着いた頃かと思いますが、今度は東北や北海道に多いシラカバ花粉が猛威を振るっているそうですね。。 今日はまた花粉症に絡む困った習性をもつコビトをご紹介します。 シラカバブー体長:15cm(トウチンは含まない) シラカバの木やその周辺にせいそく。強力な前歯で木の実や木の皮を食べているが、時期になると花粉を主に食べるようになり、トウフンをまき散らす。 メモ: シラカバブーもキラワレスギのなかまです。キラワレスギ、ヒ
こんばんは! こびと研究室です。 今朝気分転換に出かけた散歩の途中、道端に赤くかわいらしい実がなっているのに気がつきました。今日は「ヘビイチゴ」の近くにせいそくするコビトをご紹介します。 ジャニセジョロウ体長:15〜20cm(トウチンは含まない) ヘビイチゴの生えている草地に住み、その花や実を食べている。トウチンはヘビに似ている。ひときわはでな色をしているのは、毒ヘビに似せているためだと考えられている。それでも襲ってくる敵には、トウチンをヘビのように動かして威嚇するが、見破
こんにちは! こびと研究室です。 野生のリスは見たことがありますか? 日本には固有種3種と外来種3種、6種類のリスがせいそくしています。こびと研究室のある都内ではなかなか野生のリスを観察することができないので、よく神奈川県の鎌倉に出かけます。それは何のコビトのためでしょう? それは… モクモドキオオコビト体長:15〜20cm(トウチンは含まない) 木の洞をすみかにしている。あごの力が強く、硬い木の実も砕いて食べる。リスが大好きで、リスといっしょにくらし世話をすることで有名な
こんにちは! こびと研究室です。 先日、今年のゴールデンウィークに行きたかった場所について書きました。今日はもう一カ所、研究のために行くはずだった場所とイベントと共に、こんなコビトをご紹介したいと思います。 ツチノコビト体長:20〜25cm 山地にせいそく。どう猛で、鳥や小動物を襲って食べる。手足をたたみ形を変えることができ、その姿はまぼろしの生物ツチノコに似ている。目はあまり良くないが、その代わりにトウチンからとくべつな音波を発信させ、暗闇のなかでも自由に行動し、獲物を探
こんにちは! こびと研究室です。昨日より【休校・休園支援】の一つとして、『こびと観察入門1』と、こびと研究家のなばたさんの作家としての絵本2タイトル『いーとんの大冒険』『犬闘士 イヌタウロス』をこびとづかん公式サイトにて無料公開を開始しました。またもう1つの施策として、家の中で簡単に「こびと探し」遊びができるキットの公開も開始しました。そのキットはイエコビトたちに特化しているのですが、このコビトだけ「知らない!」「何?」という声がありましたので、ご紹介しておきたいと思います。
こんにちは! こびと研究室です。今日は少し久しぶりの更新になってしまいました。というのも、色々と本日の公開にむけて準備を進めていた企画があり…それはまた後ほど、お知らせしたいと思います。 この更新できなかった期間、今日ならこのコビトを紹介したいのに!と色々溜まっていました。今月はできれば後はお休みなしで、更新していきます! ということで、今日は5月の誕生石である「エメラルド」と関わりの深いこちらのコビトです。 エメラルドダイコウブツ体長:2〜4cm(トウチンは含まない) 洞
こんにちは! こびと研究室です。 いよいよ本格的なGWに突入しました。本来であれば、今年こそはこの時期にこびと研究のために行ってみたい!と思っていた場所があります。それは長野県にある「地獄谷野猿公苑」という、野生のニホンザルを間近で観察できる貴重な場所です。今日はその研究の目的であった、サルになりすましてくらすコビトご紹介します! サルニコシカケ体長:15〜20cm(トウチンは含まない) サルの出産と同時に現れて、ちゃっかり双子になりすます。本当の子どもが成長し親離れをした
こんにちは! こびと研究室です。 「♪夏も近づく八十八夜〜」この歌、ご存知ですか? 「八十八夜」とは立春から数えて88日目という意味で、今年は今日がその日にあたります。この時期に摘むお茶を「初摘み茶」といって、新茶として特に重宝されますが、このハツツミの名前を冠したコビトをご紹介したいと思います。 ハツツミチャバン体長:25cm(トウチンは含まない) 茶畑にせいそくし、チャノキの枝にしがみついている。茶摘みの時期に、まちがえてトウチンをつまれてしまうこともある。このトウチン
こんばんは! こびと研究室です。 今日はtwitterで「このコビトを紹介してください(画像添付)!」とリクエストがありました、こちらのコビトをご紹介したいと思います。 ワカイトキダケ体長:15〜20cm トウチンは外すことができ、おいしい食材になる。ただし、年をとるにつれ毒をもつようになるので注意が必要。 メモ: キノコビトのなかまです。エリンギによく似ていて、香りはほとんどありません。 キノコビトには多くの種類がいますが、何種類の名前を言えますか? 以前、コビト好きが
こんばんは! こびと研究室です。 この時間(17:34)ですが、外はまだ明るいです。いつの間にか、日が長くなりましたね。今日は祭日でお休み。とても天気が良いので、窓を開け放って家のあちこちを掃除していました。掃除しながら、わが家にも来てくれたらいいな…と思うコビトを思い出したので、ご紹介します。 ハタキツボネ体長:10〜12cm(トウチンは含まない) ほこりが大きらいで、伸び縮みするトウチンで部屋のすみずみを掃いてまわる。ほうきのようなトウチンには、つや出し効果がある。雑食
こんばんは! こびと研究室です。 河原で小さなカニを見たことはありますか? 足を入れても5〜7センチ程度、岩の間をちょこまかと動く姿が愛らしい「サワガニ」という種類のカニです。冬場は冬眠しているので、ちょうど今頃、春になって水温が上がり始めると目覚めて動き始めます。今日はサワガニを好んで食べるこのコビトをご紹介します。 サワカニカラゼオイ体長:3〜4cm 河原にせいそくしている。カニを見つけると中身だけをじょうずに食べ、残った殻を背負って身を守る。 メモ: どこまでがサワ
こんにちは! こびと研究室です。 「スイレン」という花はご存知ですか? 池などに生える水生植物で、普段は水面に丸くて大きな葉を浮かべていて、6月頃から綺麗な白い花を咲かせます。今日の誕生花は「スイレン」ということで、スイレンの花によく似たトウチンを持つ、このコビトをご紹介します。 イケノミズバナ体長:15〜20cm(トウチンは含まない) スイレンの花に似たトウチンを水面に出し、呼吸をしている。足の力が強く、近づいてきた魚やカエルを足で捕らえて食べる。ほとんどを水中ですごして
こんにちは! こびと研究室です。 今年のゴールデンウィークはステイホーム!でお出かけできませんが、こびと研究室のスタッフは温泉が大好きです。今日は4(よい)26(ふろ)「良い風呂」の日、ということで、温泉の出るところにせいそくする、こんなコビトをご紹介します。 トウジユノモト体長:15〜20cm 温泉のわき出るところに現れ、湯につかる。体が温まるとトウチンから3本の突起物を出し、「ユノモト」というとくべつな成分を放出する。ユノモトがとけひろがった温泉は、その効能がひときわ高
こんばんは! こびと研究室です。 今日は、そろそろ旬を迎える「そら豆」に寄生するこちらのコビトをご紹介します。 オオナツノツマミ体長:3.5cm そら豆に寄生する。さやにもぐりこみ、その養分を吸ってくらしている。3人一組でいることが多い。熱にも強く、そら豆といっしょに、ゆでられても焼かれても動じない。 メモ: 「ナツノツマミ」という、えだ豆に寄生するコビトのなかまです。よく似ていますね。サイズが違うのですぐに区別はつくと思いますが、トウチンが少し黒っぽくないか確認してみて
こんにちは! こびと研究室です。 今日は女性に人気のフルーツ(!)、アボカドに寄生するこんなコビトをご紹介します。 モリタネアカシ体長:10〜15cm アボカドの実にもぐりこみ、種を食べる。寄生された実は、熟すのが早くなるといわれている。 メモ: アボカドは野菜じゃないの?とお思いになった方、そう、アボカドはフルーツの1種類なんです。木になる植物の「種子」部分を果物と定義するので、甘くはありませんが立派な果物なんです。 そんなアボカドに寄生するモリタネアカシ、美味しい実の
こんばんは! こびと研究室です。 皆さんは、何か願い事があるとき、何に向かって祈りますか? 神様? 仏様? それとも空の星に向かって?(昨日はこと座流星群がピークだったようですね!) 今日は、むかしの人々が願いを託した(かもしれない)、こんなコビトをご紹介します。 イノリオキモノ体長:15〜25cm(トウチンは含まない) 遺跡周辺の山や野原の地面の中でくらしている。個体によってトウチンの形や模様はさまざまだが、すべて同じ種類。古い記録にも登場していることから、はるかむかしか