1日1コビト紹介 : モクモドキオオコビト
こんにちは! こびと研究室です。
野生のリスは見たことがありますか? 日本には固有種3種と外来種3種、6種類のリスがせいそくしています。こびと研究室のある都内ではなかなか野生のリスを観察することができないので、よく神奈川県の鎌倉に出かけます。それは何のコビトのためでしょう? それは…
モクモドキオオコビト
体長:15〜20cm(トウチンは含まない)
木の洞をすみかにしている。あごの力が強く、硬い木の実も砕いて食べる。リスが大好きで、リスといっしょにくらし世話をすることで有名なコビト。
メモ:
そう、リスとくらすコビトといえば、モクモドキオオコビト。リスを冷たい風や天敵から守ったり、エサをとってきたり、甲斐甲斐しく世話をする様子を見て、モクモドキオオコビトが好き!という方も多いようです。
種類にもよりますが春と秋が繁殖期なので、この時期になるとかわいらしい子リスの姿を見ることもできます。(「コリスナリスマシ」というコビトが観察しやすいのもこの時期です)
鎌倉は外来種の「タイワンリス」が多く見られ、モクモドキオオコビトの研究にもってこいの場所ですが、近年ではリスが繁殖しすぎて被害も出ているとのこと。外来種はこのまま増えていくと、元々そこにすむ生物の生存を脅かしたり、生態系を崩す恐れがあるので、捕獲して数を調整するための“特定外来生物”に指定されています。人間が連れてきた「外来種」、人間の責任で「仕方なく」ですが、もし一緒にくらすリスが捕獲されてしまったら…、モクモドキオオコビトも心をいためていることでしょう。
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