1日1コビト紹介 : クサオオハガクレ
おはようございます! こびと研究室です。
今日はいよいよ緊急事態宣言が出されるようですね。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「こびと研究室」も先週から基本は在宅勤務になりました。「コビト研究」は出かけていかないとできない部分もあり、戸惑うことも多いですが、今は一人一人が感染拡大防止と少しでも早い事態の終息に向けて、それぞれに「できること」をこなしていかないといけないですね。
今日は、今はこんなコビトにならっていよう、と思い、クサオオハガクレをご紹介します。
クサオオハガクレ
体長:15〜20cm(トウチンは含まない)
葉に似せたトウチンをもち、全身を隠すことができる。クサマダラオオコビトのなかでもとくにおくびょうな性格で、あまり動きまわることはなく、いつも自分のトウチンに隠れてじっとしている。
メモ:
クサマダラオオコビトのなかまはみなおくびょうで、リトルハナガシラのように強くはなく、何かを取り合って争ったりすることはありません。また、群れを作ることもありません。それでもクサマダラオオコビトたちが絶滅することなく生きていっているのは、色々な方法でそれぞれが身を守っているからです。
クサマダラオオコビトはトウチンを立てて草になりすまし、オトリマダラは自分そっくりな形のトウチンの先を切り離しておとりにし、ノボリガクレは木や草の枝に登って敵をやりすごします。
派手だったり、格好よくはありませんが、今はクサマダラオオコビトのなかまたちに、ならってみましょう。きっと今のじっとする時期が過ぎたら、まるで脱皮をしたっように、ひとまわり大きく成長できると思います。
日なたぼっこもお忘れなく!
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