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1日1コビト紹介 : イノリオキモノ

こんばんは! こびと研究室です。
皆さんは、何か願い事があるとき、何に向かって祈りますか? 神様? 仏様? それとも空の星に向かって?(昨日はこと座流星群がピークだったようですね!)
今日は、むかしの人々が願いを託した(かもしれない)、こんなコビトをご紹介します。

イノリオキモノ

イノリオキモノ

体長:15〜25cm(トウチンは含まない)
遺跡周辺の山や野原の地面の中でくらしている。個体によってトウチンの形や模様はさまざまだが、すべて同じ種類。古い記録にも登場していることから、はるかむかしからせいそくしていたと考えられている。大むかしの人々は、このコビトを大事にすると、豊作、旅の安全、安産など、願い事がかなうと信じていた。くわしい生態はわかっていない。

メモ:
このコビト自体は見たことがなくても、「何かに似ている!」と思った方はいらっしゃるでしょうか。むかしの人はいつでも願いを込めて拝むことができるように、このコビトの人形を作っていたと考えられていて、「土偶」のモデルという説があります。
よかったらぜひ、皆さんも願いを込めながら「イノリオキモノ」の絵を描いてみてください!(案外難しいです…)

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