1日1コビト紹介 :キラワレスギ
おはようございます!こびと研究室です。
今年は世の中の状況的に、あまり花粉症について話題にはなりませんが、全国的に今頃がスギ花粉のピークのようです。
この花粉症の原因の一つをコビトが担っていることは皆さんご存知でしょうか?
今日は「キラワレスギ」というコビトをご紹介します。
キラワレスギ
体長:15〜18cm(トウチンは含まない)
スギの木やその周辺にせいそく。強力な前歯で木の実や木の皮を食べているが、春先になるとスギの木の花粉を主に食べるようになる。前歯は古くなると生え変わる。
メモ:
キラワレスギのなかまは、ふだんは木の皮や草を食べていますが、ある時期になると花粉を食べはじめ、体内でその量と成分を倍増させ「トウフン」という粉状の物質に作り変えます。そしてトウチンからいっせいに放出させます。花粉症の多くはこのトウフンが原因だと考えられています。
このなかまには、ヒノキオ、シラカバブー、ブタクサビジン、ミチイネカムリなどがいます。キラワレスギの活動が盛んな時期が過ぎると、次はヒノキオが活発に活動するようです。
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