実際行ってみたvol.1
前回、なぜビルを購入することにしたのか、その理由を簡単に書きました。
(前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまったので念のため。。)
百聞は一見に如かず、実際にいくつか物件を見に行ってみました。
私たちが探すにあたって、何となく基準にしていたことを整理すると、
・立地1:国分寺崖線の崖地にある見晴らしの良い場所
・立地2:駅からの距離は問わない(自宅兼事務所とし通勤がないので)
・立地3:駅からの距離より敷地(建物)の広さを重視
(むしろ、駅から遠いけど大学のあるエリアなど、特徴を大事に)
・価格:とにかく安く!
(目安としては、土地(建物)の購入費は、2000万円前後に抑える)
・その他:一般的な価値観に流されない。面白いという嗅覚を大事にする。
以上のざっくりとした基準を元に、不動産屋のサイトで地道に探す日々。
今回ビルを購入してから、一番よく聞かれるのが、
「どうやって物件探したの?」
ということなのですが、裏ルートとか表に出てこないマル秘情報とか、私も期待していましたが、そんなものに出会えることがないことは早々に悟ったので、地道に、suumoやathome、ホームズなどの不動産サイトを日々パトロールしていました。不動産サイトの情報がまとまったアプリ(条件登録しておくと通知が来る)などを利用したりもしましたがその程度。結局物件購入に至るまでの期間は、約3年!となりました。
その中で実際に物件を見に行ったのは、最終的に6件。
その中の3件を事例としてご紹介します。
まず1件目。
まさに国分寺崖線に沿った理想的な高台です。
すぐ近くに、野川という大好きな川があり、立地だけでも即決したい勢い。
土地の形状はこんな感じ。180㎡強あり、東京では贅沢な広さです。
前面道路からの写真。
売物件看板がある階段を登った先、建物と建物の間にある敷地です。
価格は、当時は1980万円。(ざっくばらんにお話ししてますw)
そこからさらに値引きされているようです。
立地、広さ、価格とも文句なしだったので、本気で購入に向けて、不動産屋と打ち合わせをし、土地の情報を取得、価格交渉などもしましたが、色々調べていくと、色々と問題もあることが判明します。
・駅から遠いのは良いが、近隣も含め駐車場が無いため車を持てない
・額面上の敷地面積は広いが、階段、裏の擁壁などを差し引くと実際建物が建つ面積、実質使える敷地が、そこまで広くない。
・前面道路から約6m上がっている高台のため、建築工事の難易度が高い。(荷揚げの手間などで、通常より工事費が高くなる。約1.5倍程度。工務店への聞き取り調査調べ。)
以上の解決し難い問題点があり、なかなか決定には至りませんでした。
この物件に関して悩みつつ、他の物件も並行して探すことに。
2件目の事例は、次回。
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