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実際行ってみたvol.2

ビルを購入するにあたって、右も左も分からない!

とりあえず実際に見に行って感じてみようということで、前回に引き続き、実際見に行った2事例目がこちら。

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これも前回と同様、国分寺崖線の高台にある中古住宅付き土地。

もちろん階段を登った先の、手前に緑がある物件がそれです。

国立天文台のすぐ脇、野川も徒歩圏内のこのエリアは、駅からの距離はあるものの、なかなかの人気エリアらしい。

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前回と違うのは、既に建物が建っている中古物件付きということ。

こちらはリビング。

天井が高く、今ではなかなか見られないシャープなアルミサッシもかなり惹かれポイントでした。

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南面の庭。贅沢レンガ使いでゆったり。眺めも最高。

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北側の庭。こちらもかなりゆったりとしていて、斜面部分も敷地内なので、きちんと庭として整えるポテンシャルが高そう。

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斜面に作られていた謎のスペース。

ピザ窯とか作れそうじゃない?とか盛り上がる。

前回と違い既に建物が建っているので、もしここに決めるとしたら、この建物をリノベーションすることを前提としました。

そうすれば新築するよりも工事の難易度が減りそうだと考えたからです。

基礎工事や建物の骨組みを作る建て方の工事などが省略できるだけでも大いにハードルが下がると感じていました。

ただひとつ、内見して分かったことが、建物がかなり傾いていた、ということです。すぐに体感できるくらい、かつ三半規管が狂うのか、少し気持ち悪くなるくらいの傾き。。

おそらく地盤が少しずつ沈下しているのだろうと思います。(あくまで私個人の勝手な見解です。)崖地に多いことなのか、地盤沈下はそこまで珍しいことでもないので、改善する方法なども調べ、不可能ではなさそうなこともわかりました。

しかし、やはり余計な費用がかかること、建物の根本に関わることなので果たしてそこまでしてこの物件が良いものなのか、デメリットがメリットを超えられない感じがありました。

このように、いくつか物件を見に行ってみると、何となく自分たちの中で判断基準が出来てきます。

また、建物やその土地に行って直感的に感じること、がすごく大事なことだと思いました。今回の地盤沈下も内見しなければ分かり得ない情報でしたし、それ以外にも理由は無いけれど、淀んだ空気を感じる、逆に、いい「気」が流れているな〜など、肌感覚のようなものは案外外れないものだなと。

霊感ゼロでスピリチュアル要素も全く無い人間だけれど、これから少なからず時間を過ごす場所の第一印象は、理屈やデータだけでは測れないようなこともぼんやりわかってきました。

それは何だか、自分を映し鏡で見ているような。

なかなか面白い、物件探し。

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