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【合同会社夢心】フリースクール事業の現状とこれから

9月に会社を設立し、フリースクールを中心とした教育事業を展開することにした。


これまでの自分自身の経験、気付きをここに集約させ、人生の残り半分で還元していくつもりでいる。


当初は、自分ができる範囲で思っていたが、こじんまりやろうとするとかえって収縮していくような気がしている。


こういう社会貢献的な事業って、わりと賛同や協力者が多く、関わりたい、応援したいなどの人たちの


活躍の場を作るためにも、活動は広げた方がいいし、必要とされる人にも幅広く届くだろう。




フリースクールをやるような人たちは心が優しく、理念や理想に溢れ、


自分の身を挺しても困っている人たちを救いたいと思っている人が多い印象だし、実際その通りなのだろう。


広報や告知などもやっているうちに気付いたのだけど、


どうもフリースクール単体で、経営的に完全に自立してやれてるところは、ごく少数だと感じる。


社会貢献的な要素が強く、ボランティアや持ち出しで運営しているところも多い。


これはこれで美しいあり方であると思う。実際、私もそういう気持ちはある。




しかし、それでいいのかとも思う。


企業などで他で収益が上がっていて、余剰を還元するのであればいい。


だけど、フリースクールは、社会の認知が進んできている一方で、


認可制でもなく、当然国や自治体の補助もほとんどない。


誰もが始められる、参入できることだけれども、継続や運営が難しいとも実感している。


そもそもターゲットとする不登校の子供たちは、引きこもりがちでなかなか出てこなし、


新しいところへ抵抗なくいける子供も少ないように感じている。


そんな現状があるから、長く継続することで認知をしてもらい、よ


うやく子供たちが集まってくるのだろうと思っている。


また費用の問題もある。


こちらも施設や設備を用意し、人を配置する。そして1日学校で過ごす体制を作るとなると、


それなりの費用になってしまう。これは塾などの費用を参考にしてもらうと分かりやすい。


個別に近い少人数での運営になるとなおさらである。


そうすると月謝も40,000円~50,000円くらいにはなってしまう。


公立に行っていればかからない費用なのでその捻出は家庭にとっての負担にもなるだろう。


そのようなことを考えると、フリースクール事業は長期的に戦略を立てなければならず、経営的な体力は必要になってくる。




それでは、どうしたらいいのだろうか。


施設や設備が共有できる、教育事業を組み合わせて展開していくことだ。


ひとつは個別指導塾の展開である。


これはフリースクールで利用するICT教材が使える。


また時間帯が夕方からとなるので、フリースクールとはかぶらない。


ここの時間帯で放課後デイなどを組み合わせているところもある。


それも需要があると思う。




また受け入れる年齢層の拡大である。


小・中学生のみならず、高校生も受け入れるために、通信制高校と提携し


通信制高校サポート校としても展開していく。




そして、このようなノウハウを提供するフランチャイズ事業を確立していきたい。


これによりフリースクールをやりたい、やっているところの経営的な支援がされることになり、


継続が困難であっても続けられたり、新規で居場所ができることによって、困っている人たちの


受け皿が増えていくことも期待される。




私の思いは、困っている子供や家庭の居場所作りはもちろんだが、


その受け皿となっている人たちの活躍の場を広げること、


そのことで生活がきちんと成り立つこと、継続できる環境作りへの支援が出来ればと思っている。


賛同される方はご連絡を頂けたらありがたい。


合同会社夢心

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