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狐弾亭、1週間が経ちました

生後1週間

狐弾亭がオープンし、1週間が経ちました。
本当は先週の土曜日がオープン1週間でしたが、土曜日は杮落とし公演だったため時短でしたし、月火がお休みなので、なんとなく日曜の夜が1週間の区切りって感じになっています。
それはさておき。
本当に1週間、あっという間でしたし、なんだかずっとお茶を淹れたり、妖精の本をご紹介したりしていたような気がします。
それが夢だったんですけどね。

無事終えられた孔雀洞雑貨舗さんの展示

なによりホッとしたのは、孔雀洞雑貨舗さんの展示を大きな事故なく終えられたと言うこと。
もちろん、細々としたアクシデントはありましたが、それでも多くの方にお越し頂き、孔雀洞さんの素敵な作品を手に取って貰えて、亭主の夢が1つ叶ったなーとしみじみしていました。

ヘッダー画像は会期終了後、閉店後の展示ブースです。
多くのご成約済み札がちょっと誇らしいなぁと思ったり。

お茶も好評(だと嬉しい)

それと同じくらい心配だったのはお茶です。
琥珀糖やクッキーはpatata cakesさん謹製ですし、美味しいの間違いなしでしたが、お茶はねぇ💦
もともと誰かにお茶を淹れるのが趣味だったのですが、それとお仕事はまた別。なによりお出しする紅茶が、キーマンとラプサンスーチョンという個性派揃い。果たして受け入れて貰えるか? と思いつつも、美味しかったです、香りが凄く良くてビックリしました、とのお声を頂き、亭主はホッとするやら、小躍りするやらでした。

中には、キーマン、ラプサンスーチョン好きです! と仰ってくれる方もいて、思わず「仲間ですね!」と嬉しくなったりすることも。
どちらもあまり一般的とは言えない風味をしています。
でも、そういうのが、ウチには合うよなぁと思って選定しました。
patatさんの琥珀糖とも相性ピッタリですしね🦊!

何となくの夢

実は昔から

・よく分からないけどなんか素敵っぽいお店

・気さくに古い物語やいわくを語る

・香り高いお茶や不思議で綺麗なお菓子を出してくれる

・結局何者なのか分からないオジサンのやってる不思議な妖精の店

という漫画や概念上は割とあるけど現実にはあんまりないかもしれないお店をやりたかったんです。
ほら、HOLICとかのアレです、あれ🦊

叶った夢のお返しは

よく夢は叶うと現実になって……なんて歌詞を耳にすることがあります。
本当にそうだなぁと痛感しています。
夢が叶うと現実になるって、そりゃ当たり前のことではあるのですが、人って当たり前のことを忘れてしまいがちです。
それは感謝の気持ちもそう。→いや僕がか💦

狐弾亭を立ち上げるに当たり尽力して下さった皆さん
お店に来てくれた皆さん
展示を快く引き受けて下さった孔雀洞さん
無理な注文を快く引き受けて下さったpatatさん
ルナールの本棚に入居して下さった皆さん
ギャラリーに関心を寄せてくれている皆さん
そして、お宮から見守ってくれている琴弾稲荷さん

本当にありがとうございます。
このお礼は、狐弾亭を今以上に不思議で素敵な妖精と物語のお店にしていくことだと思っています。
まだまだ至らない点も多々ありますが、どうぞ温かい目で見てくだされば幸いです。

狐弾亭の1冊

小川 未明 (著), 柊 有花 (イラスト), 小埜 裕二 (監修)  / 世界文化社

恐らくは亭主が幼稚園の頃、一番最初に人魚という存在を知るに至った本です。西欧の人魚とは違う切なくも美しいお話。
お話のテープにも入っていてそれこそテープがビロビロになるまで聞き倒しました。
多くの人が知っている、読んだことのある名作で、様々な版元さんが出しています。今回はその中でも一番手に取りやすいかな? とい1冊を挙げさせて頂きました。
狐弾亭にもご用意がありますので、お立ち寄りの際は是非。

狐弾亭亭主🦊高畑吉男

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