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食生活を充実させるって大事
執筆者・東京人
イギリスにきて7か月以上が過ぎましたが、そこまでホームシックにはなっていません。
それはなぜか?
答えはずばり「食が充実している」からです。海外での生活で食が合わないというのはとても辛いことだと思います。その点どれだけ僕らの食生活が充実しているかは、このnoteで食の話題が多くなっていることからもわかると思います。
たしかに、留学中は課題に追われている時など、食に時間をかけることができない場合もあります。一番大事なことは学業ですから学びを充実させてこその留学です。
とはいえ、どこにいても何をしていても食は心と体をつくる資本であり、生活の基本です。だからこそできるだけ充実させたいですよね。
ただ、安く美味しく健康的なものが外で食べることができる日本とは違い、イギリスはそうはいきません。ピザやハンバーガーなどファストフードは安いですが、そればかりだと健康が・・・かといって、毎日シティセンターに行ってレストランで外食するんのもめんどくさい・・・そもそも外食ばっかだとお金が・・・
こうなってくると自分で作るしかありません。イギリスのご飯が美味しくないというある種の神話も、自分で好きなものを作ってしまえばそれが事実かどうかは関係なくなるのです。
野菜や果物、肉(特に鶏肉と豚肉)は比較的安価に手に入れることができます。ただ、魚は日本ほど種類はなく、イギリスの食生活における魚不足は否めません。
問題は調味料です。醤油、だし、みりんや酒など日本の味を出すために欠かせません。これらの調味料さえ手に入れることができればもう無敵です。
大きい都市だとアジア系のスーパーがあると思います。日本のスーパーでなく中国系や韓国系だったとしても、いくらかは日本のものが売っているはずです。また、イギリスには多種多様な人がいるので、普通のスーパーにインターナショナルフードコーナーなるものがあって、そこに日本のものが置いてある場合もあります。
もちろん、日本から輸入しているものは現地のものと比べると少し高くなってしまいます。しかし、調味料は一度買えば長く使えますし、食を充実させたければ他で切り詰めればいいと思います。
(最悪、ロンドンにいけば大きなJapan Centreがあります。そこに行けばほとんどのものが手に入ると思いますがとても高いです。ちなみに配送もあるみたいです)
当たり前ですが、イギリスで手に入らないものなどほとんどありません。あとは自分がそこに時間と手間とお金をかけるかどうかです。
忙しくて食に時間をかけれない時、外出制限がかかり食に時間をかけることができるいま、を留学中に両方経験して改めて感じることは「健康的かつ、美味しいもの、好きなものを食べる事が生活においていかに重要か」ということです。なによりもそれだけでクオリティ・オブ・ライフが高まります。充実感が違うのです。
幸いなことに食に気を付けているからか、イギリスに来てから体調を崩したことはありません。一度おなかがやられましたが、それは体が拒否反応を起こすほど辛い火鍋をチャイナタウンで食べたからです(だからノーカウント)。あの時は、帰りのバスでおなかが爆発するかと思いました。危なかったです。
とにかく言いたいことは、
イギリスにきて寮生活になり、多少なりとも食と向き合うようになって改めて「健康的で美味しいものを食べる事の重要さを思い知った」ということです。
残りの大学院生活、これから来るであろう社会人生活、忙しい時はあると思います。それでも、食にはできるだけ気を使いたいですし、食を楽しめるくらいの余裕はもっていたいです。
最初のホームシックの話に戻りますが、唯一日本のもので恋しいなと思うのはお風呂です。銭湯にでもいってゆっくり湯船につかりたい・・・
あと最初の画像は今一番食べたい鯵のイラストを拝借させて頂きました。鯵の刺身やフライや干物を食べたい・・・
最後の部分、自分の欲しているものの感覚が老いてきている気がしてなんか悲しくなりました。