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留学生が語る!神戸大学ホームページ・メインビジュアル撮影の裏側 vol.1

2024年春より、神戸大学のホームページがリニューアルされていたことを、皆さんはご存知ですか?

リニューアルの柱は、トップページを開くと目に飛び込んでくる、学生が主役となったメインビジュアル!キャンパス内外の風景と共に、神大生のリアルな学生生活の一コマを垣間見ることができます。

2024年9月現在はメインビジュアル第2弾が公開されており、ボリビアからの留学生・Lorena Gorettiさん (以下、ロレさん)をモデルにしたビジュアルが展開中です。今回はロレさんにインタビューを敢行。メインビジュアル撮影の裏側や神戸での学生生活の様子について、取材してきました。

ロレさんは、ボリビア出身。2023年春に国費留学生として来日し、神戸大学大学院農業研究科修士課程にて、土壌学の研究を行っています。ロレさんはスタジオジブリの作品など、日本のアニメに数多く親しむ幼少時代を過ごしてきました。高校生の頃には、独学で日本語の勉強をスタート。日本への留学を希望するようになったと振り返ります。


メインビジュアル振り返り①神戸大学・六甲台地区編

今回展開されているメインビジュアルは、神戸大学・六甲台地区にて撮影されたものと、神戸市街にて撮影されたものの2種類に分けられます。神戸大学・六甲台地区では、神戸大学百年記念館やうりボーロード、研究室にて撮影が行われました。

神戸大学百年記念館

神戸大学百年記念館は、神戸大学が誇る絶景スポットの一つ。ロレさんも「キャンパスから見える景色を凄く気に入っている」と話します。ロレさんの祖国ボリビアは内陸国で、海がありません。そのため、キャンパスから大阪湾を望む景色を見ると、自分が故郷から遠くへ来たのを実感するとのこと。美しい港町・神戸の景色も、留学生の目には新鮮に映っているのですね。

うりボーロード

こちら、うりボーロードでの一枚は、ロレさんお気に入りの一枚。うりボーロードは、木々に囲まれた自然豊かな道でもあるため、研究の合間に散歩しながらリラックスしているのだとか。

神戸大学・六甲台地区の名物といえば、キャンパスを闊歩するうりぼーたち!ロレさんも「たくさんのうりぼーが歩いているのに遭遇したことがある。うりぼーの母親が現れないか、ドキドキした」と教えてくれました。皆さんも、キャンパスにお立ち寄りの際はお気を付けください。

研究室

続いては、研究中の様子を収めたこちらの3コマ。実験室での撮影はロレさんの提案を踏まえ、実現しました。普段の研究環境の中で写真を撮られることについては「カメラマンから『いつものように』と言われ、難なくふるまえた」と振り返りました。

メインビジュアル振り返り②神戸市街編

神戸市街で撮影されたメインビジュアルは、布引の滝や都賀川、水道筋商店街が舞台となっています。

布引の滝

ロレさんは、撮影で初めて布引の滝を訪れたそう。山陽新幹線・新神戸駅の真後ろに美しい自然があることに「すごく驚いた」とその第一印象を明かしました。ロレさんの故郷では、豊かな自然を体験するには何時間もかけて郊外へ出る必要があるとのこと。都賀川のように、街の中心部を流れる川が綺麗な状態を維持していることも、「人々が自然を大切にしているのが分かり、幸せな気持ちになる」と話しました。

水道筋商店街

こちらの買い物シーンは、ロレさん行きつけの水道筋商店街で撮影されました。普段から自炊をすることも多いそうで、コロッケづくりに挑戦した経験もあるのだとか!買い物をする際には、薄口醬油や濃口醬油、ポン酢など、和食ならではの調味料の違いに四苦八苦していると教えてくれました。

終わりに

インタビューでは、メインビジュアル撮影の裏側はもちろん、ロレさんご自身の学生生活やバックボーンについてもお話を伺いました。取材を通して、一枚一枚の写真それぞれに、込められた思いや物語があることを実感しました。留学生の立場から見る神戸大学や神戸という街の視点も興味深く、およそ40分の取材はあっという間に終了してしまいました。
なお、ロレさんは神戸での生活が気に入っており、今後は神戸大学で博士号を取ることを考えているとのこと。ロレさんの神戸大学での学びは、まだまだ続きます。

神戸大学ホームページのメインビジュアルも、10月からは第3弾が公開になります。第3弾では、私の所属する神戸大学学生広報チームのアイデアが一部に盛り込まれているとのこと。今から公開が楽しみです。ぜひ、ご期待ください!

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(文責:国際文化学研究科修士1年 宮川)