格差社会で理想論を語っても意味がない
日々食らいつくことで精一杯の日々。
会社に忙殺され、飯食って寝るだけの平日。
格差社会で逆転を目指す気持ちを綴りました。
コロナが拡げる格差。渋ちん内閣、渋ちん企業。
「上級国民」
東証一部の企業で働きつつ、投資家としてバク稼ぎする人。
VS
「中小企業社員・今は中の下階級ブロガー」
討論の行方を、ブログ記事にさせていただきました。
【筆者・喜多の自己紹介】あらゆるジャンルの記事を書くブロガー・小説家。国家公務員、経営者団体を経て、現在は営業マン。座右の銘は「人生は喜劇!喜怒哀楽全てエンタメに昇華!」自己紹介はこちら!
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発端は、東証一部で働く後輩のこちらの呟きです。
「アメリカは毎日のように大手潰れてるのに、日本はろくに投資もせず給料も上げず溜め込むだけの大企業だらけだったから耐えてるね、このせいでGDPも伸びなかったけど…これは結果オーライって言うべきなのか」
ぼくはこのように返信し、ここから討論が始まりました。
「渋ちんなのは、企業もお国も一緒アルねー!
労働者や国民に、アメはあまり与えない。お相撲さんとマラソン選手。
食料と水無しで生き残れる期間は、お相撲さんの方が長いし」
「国はそこまで出し渋ってきたとは思わないですね、むしろ緩和も行って国はちゃんと動いたのに、企業が投資しない給与上げないで経済止まったと認識しています。ここが止まると目指していた物価上昇は実現しないですからね。
そのお陰で今耐えてる部分もあるはずなのでなんとも言えませんが…笑」
ぼくはこのように反論した。
「いや、今現在の国!
中小企業への融資とか、給与がなくなった社員へのお金の配布が遅いし少ないと思うんよ。
現に中小は倒産が増えてるし。
退学を検討せざるを得ない大学生も。
お国のお金の使い方は、大企業、投資家、上級国民を優遇して中小企業や株を買う余裕のない国民を切り捨てるように見えるねん」
「性質上意思決定が遅いのはもう仕方ないので、強いて答え出すなら一旦自治体が負担して動くのが正しいと思います。実際一部自治体はこのやり方で貸付や手当てを出してますね。税が高く福利厚生で充実しているはずのスウェーデンですら結局一部を切り捨てたような政策です。完璧な政治は無いですね…」
「自治体が動くのはその通りやね
ただ、自治体の動きには限界があると思うんよ
財政基盤が盤石なのは、東京都くらいやん
地方自治体の貯金=財政調整基金も自由には使われへん
以下引用(マネーポストの記事)
「税」という漢字の成り立ちは、民から穀物を取り立てた役人が、口を開けて高笑いしている姿を表わしているという。現在、政界では年末の税制改正論議が行なわれ、次々に増税方針が打ち出されているが、搾り取る側の政治家や役人はさぞや笑いが止まらないに違いない。国民に税が足りないと思わせながら、実際は国と自治体の金庫には金がうなっているからだ。
安倍政権下で税収は増え続け、2017年度の国と地方の税収は100兆7000億円と大台を超え、過去最大となる見込みだ。安倍自民党が政権を取り戻した2012年度の税収78兆7000円と比べると22兆円増、安倍政権の5年間で増収総額はざっと80兆円に達する。 税収を使い切れない地方自治体は“内部留保(基金)”として積み上げ、その総額は21兆円にのぼる。まさにバブル期並みの金余りとなっている。
引用:地方自治体の貯金は「財政調整基金」と呼ばれ、将来に備える名目で積み立てられている。国全体では2015年度に21兆円に達している。経済財政諮問会議や財務省の審議会でも取り上げられ、基金積立額の拡大と自治体間の格差拡大が焦点となっている。
大阪府知事みたいに、国に失望して自ら動いても
大臣から苦言をぶつけられる始末
あそこで府知事に反論してほしかったなあ
意思決定が遅くなる組織構造に問題があると思うんよ
既得権益や利権への忖度。大企業、政府の官僚型では...
カナダは数日で支給してる。
日本もマイナンバー制度があるしエストニアみたいな電子国家政策も可能?
新型コロナウイルス対策で外出自粛や休業要請が国内でも広がる中、働けず収入が減った人への十分な補償を求める声が強まっています。日本政府は「休業補償」には消極的ですが、世界では迅速で継続的な給付など様々…
完璧は目指せんくても、国民を守るアクションがさ...
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これに対して、後輩はこう言った。
「思うところはあるかもしれませんが、自分の影響の及ぼせる範囲に注力した方がいいと思います。弱者に感情移入していたらキリがないです…(それを仕事にしているなら話は別ですが)
本当にその人たちのことを想うなら自らが寄り添えばいいと思います…出馬して当選してから思いをぶつけましょう✨」
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俺はこの発言に大きな違和感を持った。
自分の影響の及ぼせる範囲に注力した方がいい。
弱者に感情移入していたらキリがない
わかるんやけど、わかるんやけどさ。
松井秀喜も、俺が世話になった西端社長もそう言ってたよ。
けど、
「感情移入していたらキリがない」
っていうのは、本当にそうなんか??
劉備が敗走中も民衆を切り捨てなかった話が好きなんやけどよ
俺が言うてるのは理想論やし、自分自身、富も権力も収入も少ない弱者や。世界を変えるの選択肢としての正解が出馬なんかはわからん
弱者は本当に弱者か?
株式枚数や紙幣が判断基準の資本主義社会
こういう考えは、俺が大好きな漫画
こち亀の両津勘吉から受け継いだものかもしれない。
お金も好きやし、悪さもするが、人情も忘れたくない。
悪い言い方すれば、弱者が養分になるから、経済は成り立つ。弱者が全員消えれば、大企業も政府も投資家もどうなる
救う救わんは別にして。
そういう立場の人のことを少しでも考えるのは、どの身分の人もすべきやと思うんよ
フランス革命が現代で起こらないとも限らんし、
弱者が実は…
どこかに偏ったひいきした切り捨てた政治だって文句なら、順番的にまず高齢者が優遇され過ぎているとこから切り込まないと。
たしかにそうかもしれんけどよ。全部つながってると思うんよ。
高齢者主義=有権者・既得権益・支持母体に高齢者が多い
政治家は当選してなんぼやから自分らを応援してくれる人のための政治をする。だから俺が当選したとしても、支持者に縛られてしまう気がする。
だからそもそも、民主主義が限界なんかとか考えだした(笑)
内部留保多い=投資家らの目があるので、会社の維持を第一にする。
末端社員まで富を配るのを渋る
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私は今、会社員×ブロガーとして、活動している。
もし自分が大きな富を得ても、どんな立場の人にも思いやりを忘れないようにしたい。
例え、富を得ても、
心が貧しくなっちゃおしまいやと思った。
貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!
私の記事は、いかがでしたか。
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社長から手渡しでいただいた一冊の本。
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会社員ブロガー喜多ばぐじ!