こんにちは、ぶらっくまです。神戸新聞には、読者の投稿や情報提供を基に、記者が取材を進める双方向型報道「スクープラボ」という企画があります。取り組み自体は2019年に始めたのですが、最近、受け付け方法を拡充し、「神戸新聞NEXT」内のサイトもリニューアルしました。
日々、LINEやサイト上のフォームで、日常の疑問から不正の告発まで、さまざまな声が寄せられています。兵庫県内の話題が中心ですが、全国各地に通じる内容も少なくありません。今回は、そうした読者投稿を基にした記事をいくつかご紹介します。皆さんの身の回りに共通する課題や困り事もあるかもしれません。
娘の男湯 息子の女湯 何歳まで?/制限年齢引き下げ 全国で加速/子どもの発達早期化背景 神戸市など「7歳以上NG」に
生理中のプール授業「旧態依然」/男性教員の追及「ストレス」/放課後に補習「罰に感じる」/学校間で差「認識の更新必要」神戸市教委
クラス替え 悩める春/始業式後の変更、兵庫県内でも/配慮求める保護者増加/識者「心の発達促す機会」
<注意>「死体の持ち込みできません」/電車の謎規定 戦時にルーツ/軍事輸送優先、昭和17年に明文化/古里に土葬、旅客列車で運ぶ?
消える介助放送「私は不安」/列車乗降時、障害者サポートのはずが―/視覚障害の女性「駅員いるのか…」/福祉団体「痴漢やストーカーを誘発」/鉄道事業者「丁寧な声掛け、徹底する」
いかがだったでしょうか。ご紹介したのはほんの一部ですが、時代の変化や制度の変更に伴う疑問、悩みなどが目立つ印象です。興味を抱いた方は、スクープラボのサイトにあるほかの記事もぜひご覧ください(一部、会員用記事があります。無料会員制度もあります)。もちろん、調べてほしい疑問などがあればどなたもご投稿ください。
〈ぶらっくま〉
1999年入社、神戸出身。スクープラボと同様の双方向型報道には、全国各地の地方紙・ブロック紙が取り組んでいます。「オンデマンド調査報道(ジャーナリズム・オン・デマンド=JOD)」などと呼んだりもします。神戸新聞NEXTのスクープラボのサイトでは、そうした他のパートナー紙の記事も掲載しています。