2巡目の兵庫 マルの新作絵本発売へ
こんちにはド・ローカルです。
みなさんは神戸新聞の毎週土曜日朝刊に連載していた創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」はご存じでしょうか? 私がこのプロジェクトのチームリーダーを務めさせてもらっています。
愛媛県から兵庫県に上陸したマルの旅は、2022年4月に始まりました。1巡目(2022年4月~23年1月)をつづった「マルのはじまり鐘」の絵本は昨年4月に発売され、累計発行部数は約1万冊、販売総数は7千冊を突破しました。そして今回、2巡目の兵庫の旅(2023年4月~24年1月)の全37話をおさめた新作絵本「マルの真夏のプレゼント」が4月22日に発売されることになりました。
書籍概要
▽タイトル
「かなしきデブ猫ちゃん マルの真夏のプレゼント」
▽著者名
文・早見和真、絵・かのうかりん
▽判型
A4判(80ページ)
▽定価
2,500円(税込み)
▽発売日
2024年4月22日
▽発行
京阪神エルマガジン社
予約特典①クリアファイルとポストカード
さらに!! 予約特典②出版記念イベントにご招待
4月29日に神戸市中央区の神戸新聞松方ホールで開催する出版記念イベントに、2名まで無料でご招待します
4月29日午後に神戸市中央区の神戸新聞松方ホールにて、有料(参加費1名1000円)の出版記念イベントを開催します。イベントには、早見さんとかのうさんも出演。詳細は追って発表します。
新作絵本をご予約いただいた方を、こちらのイベントに無料招待(1冊で2名まで無料、以降1名につき500円、最大4名まで申し込み可)します。定員700名、先着順。定員に達した時点で、締め切ります。
お申し込みは、神戸新聞オンラインショップ(https://kobe-np.stores.jp/)からできます。
新作絵本の最後のページに編集担当者が思いをつづっています。
神戸新聞で兵庫編の連載が始まると決まってから、毎週欠かさず、マルに宛てて手紙をくれる男の子がいます。イラストを添えて、覚えたての字を一生懸命つづってくれます。
「自分の名前が書けるようになったよ」
「小野市のひまわり公園 楽しかったー」
「マラソン大会、走ることができたよ」
「マルくんはぜんぶすき」
5歳だった男の子は今、小学2年生になり、手紙は150通を超えました。
不安しかなかった兵庫での旅で、いつも私たちに勇気を与えてくれる「親友」です。
本作は「マルのメッセージをよりストレートに伝える物語にしたい」というところから始まりました。
今回の旅でマルは3度もステージに立ちました。そして力いっぱい叫びました。
オレは楽しく生きるだけだ。
行きたいところに行って、見たいものを見る。
会いたい人に会って、食べたいものを食べる。
誰よりも大笑いして、誰よりも感動する。
誰よりも胸を張って生きていく。
そんな素敵な人生を送るために必要なのはたった一つ。
一歩踏み出す「勇気」です。
マルの一番の武器です。
勇気は人から人へと伝わります(時にネコから)。
ケンタやマーコ、旅で出会った仲間や劇場の観客たち。そして私たちへも。
「君は絶対に大丈夫―」
マルからのプレゼントが、あなたにも届いていたら、これほどうれしいことはありません。
<ド・ローカル>
1993年入社。兵庫を巡るマルの旅は2巡を終えました。行く先々で素敵な出会いがあり、多くの人に支えられてきました。今回の新作はルッキズム(外見重視主義)、そして、勇気を持つことの大切さがテーマです。ぜひご覧いただき、作者たちの思い、新聞社の思いを感じとっていただければと思います。