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4回生ブログリレー vol.2


こんにちは。今回のブログリレーを担当させていただく、高校三年間帰宅部の森田淳也です。簡単にサッカー部での四年間を振り返りたいと思います。

高校サッカーを経験せず、受験勉強の息抜き程度にラランジャというクラブチームに所属していた僕は、もう一度本気でサッカーがしたいとおもい、入部を決めた。最初はサッカーから離れていすぎて、周りについていけず、自分のせいで先輩方を走らせてしまい、迷惑ばかりかけていた。練習メニューも一つ一つきつくて毎日しんどかった。でも週六日サッカーに触れることができたので、だんだんと成長している実感がわいた。一回生の夏には何回かAの練習や試合にも呼んでもらえるようになり、Bでも試合に絡める回数が増えて、それなりに充実していた。けれど一回の冬に膝の怪我を負った。全治半年だった。

AでもBでも同期が試合に出ていて、自分だけ置いて行かれていると思い、本当に焦った。ただこの期間で戦術について多くのことを学んだ。そういった点では無駄ではない期間だった。でも焦りはあったので、リハビリの先生を急かすような行動をとり、予定より一か月ほど早く復帰した。この時から今みたいにケアやストレッチ、テーピングを徹底しておけばよかったと心の底から思う。焦りからプレーの時に無理をして、再発し、二年目のシーズンをほとんどサッカーすることなく終えた。どんなに練習がきつくてもやめようと思ったことがなかったが、二回目の怪我をしたときはやめようかと本気で悩んだ。ただこの時、チームメイト、特に同期の必死に努力する姿や両親や彼女の支えがあって、続けることを決めた。

そして三年目、初めて派遣ではなく、ちゃんとAにあげてもらった。ようやく手にしたチャンスだった。目標にしていた学生リーグにやっと出られると思うと高揚した。ただ練習の強度、プレースピードが今までとは違うとわかったときに自信と余裕がなくなった。何をしてもミスになり、本来の自分の役割である守備も全くうまくいかなかった。この時に復帰後すぐでまだ早かったのかと自分で納得できる理由を作ってしまった。これが四年間での一番の失敗だったと思う。自信と余裕がないまま、学生リーグの開幕戦の日がきた。緊張しまくっていたあの日のことは一生忘れないだろう。チームは勝ったが、個人としては開幕戦初出場レッドカード一発退場。実にしょうもない記録を残してしまった。そこからの練習でもうまくいかず、新入生にポジションを奪われ、あっけなくBに落ちた。

そして迎えた最後の一年。今年は何回もAの練習や試合に呼ばれた。失敗の経験から毎回ラストチャンスだと思って挑んでいる。ただそのチャンスをつかみ切れていないのが現状。ベンチには入れるようになったがそれまで。Bのキャプテンにもなったものの、あまり勝利に貢献できていない。ラスト一か月。体のそこら中が痛い。特に下半身。でもこれで最後だからこそ壊れるまでやり切りたい。

最後に後輩へ伝えたいことを書こうと思います。三回生は「あつや」や「あっちゃん」と一見リスペクトが足りないような呼び方で呼んできていたけど、逆に距離が近づけたから結果的には良かったと思っています。いちきだけは最後まで「さん」付けで呼んでくれることを期待しています。二回生は本当にしっかりしている学年だと思います。練習にどの学年よりも早く来て、道具の準備をしてくれて僕が二回生の時できていなかったことを当たり前のようにやってくれていて後輩だけどすごいと思います。でもピッチ外ではちゃんと後輩をしていてかわいい学年だと思っています。一回生は多くの人が最初の尊敬している先輩で僕を選んでくれて本当にうれしかったです。二回目の尊敬している人の時に減っていて少し悲しかったですが、少しでも後輩に尊敬される先輩になれたと思わせてくれてありがとう。そしてたけ、しょうと、(渡邊)ともき。三人には今年特にきつく接してきましたが、僕の一、二回生の時より上手だし、飲み込み、上達が早いので、あれだけきつく言ったけど自信を失わないでください。

本当に四年間最後まで続けてよかったです。拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

次回は相手をなぎ倒す大男、小松宣綱です。お楽しみに。

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