日露戦争の立役者は東郷平八郎だけではない!?
学校の授業で歴史を学んだ人なら
一般的に日露戦争の立役者といえば東郷平八郎を思い浮かぶと思います。
ですが、1番の立役者は東郷平八郎ではなく高橋是清と考えます。
もちろん国力1対10以上の差があったと言われている中、ロシアに勝利したのはすごい事です。
しかし、国力の差以上に問題だったのが戦費の調達だったのです。
戦争にはお金がどうしてもかかります。
当時、戦時公債は海外でも取り扱われていたが
国力1対10以上の差がある国の国債を買う国はどこもいませんでした。
一応日英同盟を結んでたのもあり、イギリスが買ってくれたがそれでも全然足りない状況でした。
そこで高橋是清はなんとか買ってくれる人を探さなくてはいけませんでした。
そして買ってくれたのが国際ユダヤ資本でした。
国際ユダヤ資本が買ってくれた背景は
「ポグロム」と言われているユダヤ人への迫害・虐殺がロシア人によって行われており、ロシアと戦うということであれば国債を引き受けるよという事であった。
高橋是清がいなかったら、そもそもロシアに対抗することもできなかったのです。
今回僕は井沢元彦さんの「お金の日本史 近現代編」を読んで投稿しました。「この出来事知ってるけど、そんな背景があったんだ」と思うおもしろい本でした。
今度は日露戦争に焦点を置いた本を読もうかなと思います。