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広島旅行二日目〜格安旅行しながら考えた日本の空港事情
今日の広島も小雪が舞っています。晴れた空に舞う雪という珍しい光景の中、市内を観光してきました。
広島の地下には「シャレオ」というショッピング街があり、寒さを気にせず歩けて便利でした。観光案内も分かりやすく表示されていて、初めて訪れる人にも優しい作りになっています。
「シャレオ」という名前は、「オシャレ」を逆さにしたものが語源だそうです。確かに、おしゃれなお店が並んでいました。
今回は、厳島神社へ行こうと思い立ち、できるだけ格安で行く方法を調べた結果、飛行機+宿のプランを選びました。
なんと、二泊三日で28000円でした!
広島へは新幹線で行ったことはありますが、飛行機を利用するのは今回が初めて。広島空港も初めて利用しました。
空港から広島市内のバスターミナルまで50分ほど。
料金は1500円。
券売機で乗車券を買う他、バスの中で交通系ICカードやクレジットカードが使えます。(注意:Masterは使えません)
格安旅行って、飛行機を利用するプランが多い気がします。
ちなみに広島空港は、2022年度の決算で約20.6億円の赤字(国土交通省データ)。でも、地方の空港はどこも似たような状況で、全国の地方空港の約7割が赤字と言われています。
そのせいか、旅行会社と航空会社がタッグを組んで、格安「飛行機旅行プラン」を打ち出し、少しでも利用者を増やして赤字を減らそうとしているのでしょう。
とはいえ、「こんな狭い国に100も空港いらんやろ!」という声もよく聞きます。確かに、日本の空港の数は多すぎる。
よく言われるのが、「アメリカに作らされたんやから、しゃあないやろ」という説。
冷戦時代、日本はアメリカの軍事戦略に組み込まれていたので、一部の空港が有事の際に軍事利用できるように設計されたのは事実。ただ、それだけが「日本の空港が無駄に多い原因」というのは言い過ぎかもしれません。
実際のところ、空港建設は国や自治体の予算獲得の手段として利用されました。地元の政治家が「うちのところにも空港を!」と動き、実際に作っちゃったケースが多い。その結果、利用者がほとんどいないのに維持費だけかかる空港が増えてしまいました。
道路を作り尽くしたら、次は空港ってわけか…なるほど。
陰謀論界隈では、「日本が貧しいのはアメリカが戦争をさせないように支配してるから!」なんて話もあります。まあ、そういう側面もゼロではないでしょう。
実は私も陰謀論、嫌いじゃないです。
むしろ好き。
だけど、そんな大きな話の前に、無駄な空港を作って税金を垂れ流しているのは、まぎれもなく日本国内の政治の問題だとも思うんですよね。