崖っぷち

退院後右肩下がりに体調が悪化しており、治療がうまくいっているのか不安でしたが、昨日の通院でレントゲン検査をした結果、胸水が先週よりかなり増えており、免疫チェックポイント阻害薬の効果が無くなっているという判断になりました。

ほんの1ヶ月前には腫瘍の縮小が見られたと喜んでいたのに…もう効果が無くなっている。

長期生存の望みを掛けた免疫チェックポイント阻害薬でしたが、元々奏効率は2割~3割なので、仕方ないことなのかもしれません。

腫瘍内科の先生と面談があり、今後の治療はセツキシマブ+パクリタキセルの治療になるようです。

セツキシマブは分子標的薬となり、副作用で皮膚障害が起こり、顔含めた全身にニキビのようなものができ、指の爪周りも崩壊してくるようです。

パクリタキセルについては殺細胞剤なので、やはり吐き気、脱毛、末梢神経障害等の副作用があるようです。

これから職場復帰なのに、副作用とも戦いながらやっていかなければならない…

そして、この治療は基本的なレジメンとしては最後の治療になるようです…

今回同時に遺伝子パネル検査も実施し、私の癌遺伝子に適合する薬剤を探してくれるようですが、遺伝子パネル検査の成功率は1割程度で、殆どの人が適合する薬剤は見つからないようです。

ついに崖っぷち、9回裏ツーアウトといった状況です。

もちろん逆転への望みは捨てていませんが、それと同時にある程度覚悟を決めなければならないと思います。

これからどのように過ごして行きたいか、まだ頭の整理が出来ていませんが…少しずつ考えて行きたいと思います

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