今、お店などを閉めてきちんと自宅で外出せず過ごしている人へ
以下は、私が普段、自分のメルマガ(小売店をしている人へ販促のアイデアなどを発信しています)で書こうとしていた内容です。
書きながらnoteでの公開のほうが合っているかなと思い、めるまがは違う内容にして、こちらに書き直します。
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えっと、いろいろ大変ですよね。
たぶん・・・今はほぼどんな業種も、どんな境遇の方も同じです。
あそこは営業OKで、うちはダメなのか、って言っても始まらないし
食品系はいいよね、うちは衣料品だから、と言っても仕方ないし
テレワークできる業種もあるけど、飲食店や物販は無理やん、っていっても
どうにもならないのです。
なぜなら、その仕事、業種を選んだのは私たち自身だから。
食料品店でも、在庫がなくなるくらい売れているところとそうでないところがあり
物販でも、店頭にお客様がいなくてもネットで売れているところもある。
コンサルティングをしていると
「風が吹いたら桶屋が儲かる」
という言葉と
「人間万事塞翁が馬」
というのがすごく染みます。
どんなことが、自分のその後にどう影響するのかはわかりません。
私は病気としてのコロナウイルスも、これから来ると言われる不況(?)も
さほど怖くありません。
なぜなら、20代はほぼ仕事がなく、数カ月から2年ごとに仕事を変わらざる
を得なかったから。
やっと見つけた職場がたった4カ月で倒産した時には、笑いましたね。
当時は、一人暮らしでしたし、本当に明日の食べるものもない、来月家賃も
払えないかも、と思ってハラハラしたものです。
しかし仕事は変わりましたが、結果、学校を卒業するときに描いていた先に就職kはできなかったけど、野垂れ死ぬこともなかったですし、いろいろな仕事につけて、コンサルタントとしての役に立っています。
大丈夫です。
こんなことを書くと
「いやいや、今回は本当に首をつらなきゃいけない人が出てくる」
とか言われちゃうんですが、命より重いものなんてないです。
先祖代々の土地を売らなきゃいけないなら、売ったらいい
息子を大学に行かせられないのなら、正直にすまん、こんな時期だから
と言えばいい。
税金払えません、水道代払えません、ガス代払えません・・・
って言えば生活保護でもいろんな制度がありますし。
「自己破産は格好悪い」
とか
「この店は守らなきゃ」
とか
「こどもたちに不憫な思いをさせたくない」
とか言って保険金目当てに事故に見せかけた自殺とかしちゃだめですよ。
生きててなんぼですから。
生きてたら、なんとかなる。
生きてたら、また稼げる。
稼ぐのって今と同じ仕事じゃないとだめですか?
一時、子供に不憫な思いをさせてしまっても、生きてたらまた仕事をすることができる。また仕事で儲かったら
「あの時はすまんかったなあ」
ってお金渡したらいいし。
儲からなくても、その日生きていけたらOK。
いつから私たちはお金をいっぱい稼ぐことがよくて、家族や愛する人・物を犠牲にして、お金お金となってしまったんだろう。
本来、生まれて、ただ死んでいくだけなんだから、その日食べられて生きていけたら十分なはず。
経済も、教育も、人間が進化する中で、よりよくするために生まれた仕組みだとは思うけどいつの間にか、一番大事なことを忘れてしまったような気がする。
経済も教育も、もともとは「愛する人をより良くする」ための仕組みだっただけのはずなのに、なんでいつのまにか、それを全部犠牲にするようになってしまったんだろう。
と、子供たちと家にいる私は思います。
自分自身、(子育てばかりだと息が詰まるとかもありますが)、なんで自分で産んだ子を自分で育てないんで、保育園に入れて入れているんだろう、とも思うことは度々ありまして。
もちろん仕事が好きとか、育ちの関係で子供とべったりだと無理かな、というのもあるので、結局は今のスタイルがベスト、という結論になってしまうのですが。
今回の件のように自宅にいて、こどもと過ごしていると、これが本来の姿なのかもなあ、と思うのです。
今、みんな口には出さないけど、クライアントさんでもこっそり相談してこられる方がいらっしゃいます。
中には(冗談だと思いたいですが)
「あと数か月で俺、首くくらなあかんかもなあ」
と言っている人もいます。
冗談だと思いますが、それは絶対ダメですよ。
お父さんお母さんの保険金が入ったところで、子供は絶対
「お金より、生きててほしかったなあ」
って思いますから。
生活保護も自己破産も、少数派で恥ずかしいって思うかもしれないけど、金融で働いてた身からすると、みんな表に出してないだけで、実はめちゃくちゃたくさんいらっしゃいますからね。
国の制度なので、恥ずかしいとか言ってないで、死を選ぶくらいなら、使える制度は使ったほうがいいです。
失業する人も、倒産する会社もあるでしょう。
失業も倒産も経験している私ですが、生きてたからなんとかなりました。
みんなで力を合わせたら大丈夫。
家族で、友達と、地域で、コミュニティと、元同僚と。
力を合わせるシーンはきっとこれから、あります。
だから今、お家で感染性ないように自粛している私たちは正しいと、勇気をもって、リラックスしてすごしましょう。
大丈夫、みんな同じです。