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【市民協働しました】八王子市の市民活動団体さんの預金口座開設をお手伝いしてきました。

東京都八王子市の市民活動支援センターでプロボノの集いがあり、そこで市民活動団体さんの「団体の預金口座を作りたいです。」の声に応えて口座開設の協力をすることになった話をnoteに書きました。

市民活動団体の口座は開設できました

あれから団体さんには必要な準備を進めてもらいました。
目が不自由でつらかったと思いますが、書類の作成や私とのチャットをがんばってくれました。何度も何度も書き直してご自身で書類を完成させました。
金融機関には私から説明を済ませお約束の日時に一緒に窓口に行きました。
当日は駅で待ち合わせました。白杖を持った人と長い距離を歩いたのは初めてです。緊張しました。(駅前の支店までですけど・・・)
私はどうしたらあなたが安心して歩くための手助けができるのか?とか、あなたはどのくらい見えるのか?など、歩きながら不躾な質問をしました。
それは、遠慮して何も聴かず何も知らないで隣に居るよりも、聴いて知っておくことができたら、たくさんお役に立てそうだと思ったからです。

窓口のお姉さんの丁寧で親切な対応により手続きが順調に進みました。
ほとんど私の出番はありませんでした。ご自身で全ての手続きを終わらせました。たくさんの書類も拡大鏡アプリを駆使してご自身で書きました。
私は隣に座って、困ったり迷ったときにちょっとお手伝いしただけです。
通帳ができるまで店内で待ちました。その間に勉強になる話をたくさん聴かせてくれました。ご本人はもっと障がいのことを多くの人に知ってほしい、知らせたい。と仰っていました。
なんだか世間から遠巻きにされているような気がして嫌なんだそうです。

1時間も待たずに通帳ができましたので店頭で記念写真を撮って帰ってきました。
これで団体さんの活動範囲が広がり、活動の深さも増すでしょう。
めでたいです。

以上で話が終わっちゃうので、このあとメモ代わりに少し書き残しておきます。

市民活動団体の預金口座の開設は難しいのか

NPO法人、一般社団法人は名前の通り法人格を持っています。それに対し市民が集まって活動するレベルの市民活動団体は一般的に法人格を持っていません。任意団体と呼ばれることが多いです。
金融機関は法人格のある団体に対して比較的簡単に口座を作ってくれます。
法人は社会的な信用があるからです。
一方、法人格のない任意団体は信用がないので金融機関は慎重になります。
話によると、悪いことに預金口座を使う人が増えているそうで金融機関は警戒しているのだそうです。

八王子市民活動支援センターの方も「今は難しいよ~。(地域の)駅前の✕✕信用金庫さんでも開設してもらえなかった。」と話していました。
私もゆうちょ銀行に断られた経験があります。

なぜ市民活動団体に預金口座が必要なのか

会費を集めたり活動資金を管理したり、助成金を得たり・・・、任意団体でもお金が動きます。
このお金を誰かのお財布に入れたり誰かの通帳に入れるのは避けたいと思う人が多いでしょう。トラブルや間違いのもとになるのはイヤです。
そのために個人のとは別に、団体活動用の預金口座を用意したいのです。

市民活動団体の口座は開設できないのか

答えは『できます』です。
金融機関から見て信用できる団体であること。
口座を開設できる団体であるための条件をクリアできること。
金融機関がこの団体を(活動を)応援したい、協働したいと思えること。
このへんを満たせたらかなりの確率で『口座開設できます』です。

満たすための事前準備をしっかりする必要があるのは当然です。
金融機関の面倒を極力排除すること。仕事を進めやすいように団体側も協力したほうがいいですね。市民協働です。

どこの金融機関でも開設してくれるのか

私の経験では大手金融機関(メガバンク)やJAは対応してくれませんでした。ゆうちょ銀行は受付けてくれましたが途中で断られました。
しかしそこであきらめてはいけません。
私たちが住む東京の多摩地域には「たましん」という地域の課題解決に取り組む金融機関があることを忘れてはいけません。
地域の金融機関「たましん」さんと協働するのが正解ですね。

たましんさん ありがとうございました。

団体の通帳を受け取り大喜び
カードもらいました❣️


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