自治会町内会をデジタル化してみた
自治会(町内会)の副会長になったので、回覧板を班長さんにお願いする役割になりました。
回覧板の中身(回覧物:もちろん紙)は市役所から会長宅に届くそうで、今月は7種類(各80枚)560枚が届き、それを会長と一緒に35班に仕分けしました。
さらに大変なのが、各班長宅に個別に届けて回る作業です。
届けて回るといっても「第1班山田さん」のような情報しかなく、住所は明かされていません。
これじゃ届けられないじゃないか!と思いきや、俺と一緒に町内を回れば覚える。みたいな会長から衣鉢相伝か徒弟制度のように伝承されていくことがわかりました。
俺と一緒に回れば班長宅がわかるっていっても、通ったことも行ったこともない路地や住宅地のお宅は全く頭に入りません。
こりゃまいったな。と思った時にはITの力を借りる!です。
スマホのアプリをオンにすれば自転車で移動した道のり(軌跡)が記録されます。
記録されたデータをパソコンに取り込み、国土地理院のWebサービスに放り込めば、国土地理院発行の地図の上に軌跡が重なります。
ここまで来たらこっちのもんです。
地図に班の番号(第1班)と、班長の名前(山田さん)とお渡しする回覧物の部数(3部)など必要な情報を書き込めばOK!
この地図データさえあれば怖いもの無しです。
紙じゃなくてデータなので他の人にも見せたり、伝えたりが簡単にできます。もちろん印刷だってできます。
防犯や防災マップにも転用できそうです。
アナログな情報や暗黙知をこまめにデジタル化(可視化)するといいですね。
自治会や町内会をデジタル化し現代風に変えましょう。
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