見出し画像

【ウェディングのつくりかた】ふたりの想いをデザインに:ヒアリングの重要性【新潟フリープランナー】

みなさま、こんにちは。
OWL WEDDING DESIGNフリープランナーりょうたです。

今回は私がウェディングをつくっていく上で、大事なスタート部分について綴っていきます。

それは…
「おふたりへのヒアリング」です。

私はヒアリングを「インタビュー」と呼んでおりますが、どのようにインタビューをしていくのか、どんなことを聞いていくのか、まとめていきます。


ヒアリングの大切さ

結婚式の準備で最初に大切にしているのが、新郎新婦へのヒアリングです。

OWLは「ウェディングコンセプトをつくり、それを基にデザインを考えていく」という作り方をしています。おふたりの想いをしっかり伺い、それをベースに唯一無二の結婚式のコンセプトを形にするので、この時間こそ結婚式の成功を左右する大事なプロセスだと考えています。

やはり、おふたりの事をよーく知った上で準備するのと、しないのとでは今後の関係性構築のためにも、すごい違いが出てくると思います。

私は打ち合わせスタート時に、このヒアリングだけの時間を2時間くらいかけています。

私が式場プランナーなりたての十数年前は、しっかり聞いているプランナーは多くなかったですし、それだけの時間なんて作っていませんでした。
それでは、おふたりのことは分からないですし、型にはまった結婚式ばかりでした。それは時代背景もあるかもしれませんが、段々と聞けるようになりましたし、「おふたりのことをしっかり知る」重要性を感じていきました。


ヒアリングで聞くこと

ヒアリングでは、これらの質問を通じて、おふたりの価値観や希望を深く理解します。一見、結婚式と関係ないように思えるお話も、後々デザインや装飾のヒントになります。


具体的な質問項目

・お二人の出会いのエピソード
なかなか恥ずかしいかもしれませんが、覚えていないことは無いので聞いちゃいます。学校や職場、友人の紹介と様々ですが、結構ドラマチックな出会い方をしている方もいるので、聞くのが楽しみです。
出会いのきっかけが、共通していることや好きなことに通じている時もあります。

・これまでの思い出
一番記憶に残っていることや特別な場所、出来事、イベント、旅行など様々です。意外とおふたりの今後を左右する転機を挙げる方もいるのでこれも重要です。

共通の趣味や好きなこと
おふたりでよく行く場所や、一緒に行うこと、お互いに好きな映画や音楽、趣味や共通点を探ると、それをテーマにしやすいです。

子どもの頃や家族のこと
子供の頃はどんな子供だったか、親御様はどんな方か、子供の頃の思い出や家族と過ごした思い出など伺い、おふたりの育ってこられた環境や家族との関係性を探ります。

・結婚式のイメージや希望、ビジュアルイメージやテイスト
結婚式はこんな雰囲気にしたい、こんなことやりたい、ゲストにはこう過ごしてほしいとか、コーディネートのイメージなど伺います。

ただ、この質問に関しては、なかなか思い浮かばない方も多いです。
なので、好きなものの指向性を探ります。
例えば、華やか⇔シンプル、かわいい⇔かっこいい、寒色系⇔暖色系、好きなフォントや好きな素材など、好きなもの・嫌いなものは心のどこかにはあるはずです。
ここを伺えれば、デザインの方向性も見えてきます。


ヒアリングのポイント

① じっくり話を聞くこと

ヒアリングの時間は、できるだけリラックスして話していただけるよう心がけています。カフェで雑談をするような感覚で、自然とお二人の個性が引き出せるよう努めています。

② 何度でも相談できる安心感

最初のヒアリングでおふたりのことを沢山聞きます。ですが、ヒアリングは一度きりではありません。準備が進む中で新しいアイデアが出てきたら、その都度相談していきます。


ヒアリングでお二人らしさを見つける楽しさ

お二人のストーリーを聞くことで、私も毎回新しい発見があります。
そのストーリーをどうデザインに落とし込むかを考える時間が、私にとって一番楽しい瞬間です。
私の中では「おふたりの人生に入り込む!」という気持ちでヒアリングをしています。
最終的に、おふたりにとってこのウェディングが人生の輝かしい1ページになり、そこにはOWLのこばやしが欠かせない、と思ってもらえると最高です。ぜひ、おふたりの想いをたくさん聞かせてください!


◆Instagramはこちらから
◆Threadsはこちらから
◆お問い合わせ・ご相談は公式LINEからどうぞ
◆ホームページは↓のリンクからどうぞ


いいなと思ったら応援しよう!