一問一答「あなたが新たに挑戦したいことは何ですか?」【超挑戦力】
あなたが新たに挑戦したいことは何ですか?
今回は、人生における決断ができない人へのアドバイスについての相談を元に、現状を打破して挑戦する力を高めるための心理学を紹介させてもらいます。
Q. 不安で自信が持てず、人生における決断ができない人にどのようにアドバイスすればいいでしょうか?
以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。
「挑戦したい」「人生を変えたい」
新しいことに挑戦したり、自分の人生を変えるようなことをしてみたいという人は、少なくないと思います。
とはいえ、それが実際にはなかなか難しかったりするものです。
DaiGo師匠ももともとは全く挑戦ができない人でした。
意外と保守的でしたし、いじめられっ子だったこともあり、人と違うことをすることが苦手なタイプでした。
メンタリストという誰もしたことがない仕事をしましたが、理系で生きていこうと思った時に、医療関係に就いておけば食いっぱぐれないだろうと考えるぐらい保守的な頃もありました。
ですが、日本にまだなかったメンタリストという職業に就いて、今では自由な生活をしています。
人は、なかなか新しいことに挑戦できないとか、失敗するのが怖いとか、色々言うわけですが、そのほとんどが、実際には、挑戦する前に諦めてしまっています。
あるいは、挑戦と言えるまでのことをしていないという人が多いです。
例えば、YouTuberが今流行っているから、自分も YouTube をしてみようという人は多いですが、これは挑戦とは呼べません。
それは、ただ単に真似しようとしているだけです。
そうではなく、YouTuber が流行っていて色々なことをしている人がいるけれど、これは他の人が誰もやっていないことなので、であれば、そこに自分がチャレンジして新しい世界を広げてみようというように、ある程度の創造力を持って人と違うことをするということが挑戦するということです。
中途半端に新しいことをしているそれだけでは、挑戦しているとは言えません。
安定した職業に就くことが悪いことだとは思いません。
そういう仕事が向いている人もいるわけですから、それはそれで一向に構いませんが、自分が挑戦したいと思っているのにそれをせずに、安定したことをしながら、いつか挑戦したいと思い続けている人生は苦しいものです。
ですから、どちらかはっきり決めた方がいいです。
もし、自分がこのまま安定して平凡な人生を歩めばそれでいいと思うのであれば、それはそれでいいと思います。
ですが、仕事は安定していても、副業や趣味で挑戦したいとか、いつかは挑戦したいと思っている人には思い切って現状を打破して欲しいです。
向き不向きは人それぞれありますが、挑戦が全ての人に向かないわけではありません。
人というものは挑戦していくものだと思いますし、人それぞれ、様々なタイミングや色々なジャンルで挑戦していくものだと思いますので、挑戦すること自体はとても大切なことだと思います。
言い訳をしたり、できない理由を探してしまうのは普通だと思いますが、皆さんが挑戦したいと思うのであれば、その方法を学んで欲しいと思います。
挑戦力が高まる不安との付き合い方
挑戦する時には、不安やストレスというものは必要なものです。
不安やストレスを感じることなく挑戦しているというのであれば、それは挑戦ができていないということになります。
ですから、不安やストレスを感じる方向に進むということが挑戦するということです。
それは嫌なストレスや人に強制されたストレスではなく、自分が選んだストレスであり不安であることが大切です。
上手にその力を使い前に進んでいくことが重要になってきます。
不安やストレスというものは、その使い方を知っていれば、挑戦するための推進力に使うことができるものです。
このままで自分はいいのか・・・
このままで本当に自分は大丈夫なのだろうか・・・
今は良くてもいつかは良くないことが起きてしまうのではないか・・・
このようなことを考えてしまい負のループが起きてしまいます。
これを止めるためには、挑戦を増やす方向にストレス対策や不安対策を行うことが重要です。
単なるストレス対策ではなく、ストレスをアドレナリンに変えて挑戦を増やしていくことによって、常に自分は変化し前に進んでいる感覚を得ることができます。
この感覚だけが変化の激しい今の時代に安心感をもたらしてくれるものです。
不安を逆手に取る方法
不安というものは挑戦力を高めてくれるチャレンジ反応を起こしてくれます。
不安になるとドキドキして周りのことが気になったりちょっとした変化にも機敏に反応するようになります。これは不安が挑戦力を高めてくれるチャレンジ反応を起こしている証拠です。
心臓がドキドキしてパニックになっているのではなく、ドキドキすることによって血液を全身に送りエネルギーに満ち溢れている状態だと考えてください。これがチャレンジ反応です。
筋トレしたり運動したりすると息も切れたり心臓がドキドキすると思います。それは、筋肉が動いたことで傷ついたりしたところを修復するため、あるいは、もっと多くのエネルギーを効率よく体中に送るために心臓が動いているわけです。
これと全く同じです。
不安や緊張でドキドキしている時も、運動した時と同じで心臓がドキドキしてるのは体中にエネルギーを送り能力を発揮することができるように体が準備をしてくれていると考えてチャレンジ反応を引き出すことがとても重要です。
胸がドキドキしている時の方が直感力や洞察力が高まります。
これは不安と同じで、運動して胸がドキドキしている時は頭の回転が速くなったりアイデアが出やすくなります。人間の心臓がドキドキしている時は新しいことや限界にチャレンジしたり敵に遭遇している時です。
これは、ドキドキすることによって直感力や洞察力を高めて最も良い決断を土壇場でしなくてはいけないから起きていることです。
ドキドキしているということは自分の直感力や洞察力が高まっていると考えてください。
そう考えるとチャレンジ反応がもっと上手く使えるようになると思います。
運動選手でもストレス反応を測ってみると、ベテランの運動選手はプロの人たちは緊張をすることもなくストレス反応は低いのだろうと思われがちですが、実際にはストレス反応が強い選手の方がパフォーマンスは高いということがわかっています。
例えば、スカイダイビングをしている時に緊張してドキドキしているのは素人のお客の方だと思われますが、実際には一緒に飛んでいるプロのインストラクターの人の方が心拍数はかなり高いそうです。
彼らはプロなのでプロだからこそ最高のパフォーマンスを発揮し事故がないようにしないといけないということを体がわかっていて、エネルギーを体中にたくさん送ろうとしているから心臓がより強く動いているわけです。
ストレスはあらゆる場面でハイパフォーマンスにつながるものです。
ところがそれをネガティブなパフォーマンスをもたらすものだと考えてしまうと実際に悪い方向に進んでしまうということが起きます。
ストレスは少なくとも邪魔になるものではなく、使いこなせば味方になるということを考えてください。
不安は消そうとするのではなくどう捉えるかということが大事です。結果が出る人もそうでない人も同じように不安を抱えています。
違いがあるとしたらその不安をどうとらえているかということだけです。
不安→ハイパフォーマンスに変換=結果が出せる
不安→ネガティブに捉える=不安に押しつぶされる
不安を感じた時、ストレスを感じた時に思い出してください。
おすすめ本
そして、今回のおすすめの本としては、何かに挑戦する時に役に立つトップ3の本を紹介しています。
人と違うということは、こんなにも素晴らしい事なんだということが理解できる本です。
どのように人と違うことをすれば成功するのかとか、起業するためにはどのようなことに気をつければいいのかということを、単なる誰かの体験談ではなく、ちゃんと科学的に論じてくれている本です。
そもそも自分が成功するイメージがわかないとか、挑戦する気になれないという人がいると思いますが、このような方の場合はマインドセットを変える必要がありますので、そのマインドセットを科学的に変えるための方法を解説してくれている本になります。
これは自己省察と知的謙遜に関する本です。
自分が本当は何をしたいのかという価値観を明確にするための方法と、自分が今どこに立っていて、どれぐらいのレベルで何が足りないのかということを客観的に見る力を解説しています。
自分が求めているものを知り、自分が立っている場所を知る、この2つをすることによって、自分が挑戦していくためのロードマップを作ることができます。
人が挑戦できない理由は他にも色々とあります。
失敗が怖いから挑戦できない人もいれば、余計なことばかりに気が散ってしまい行動できない人もいます。
ビジネスでも恋愛でも、過去にとらわれて前に向かって踏み出すことができない人もいます。
今の自分に向き合って挑戦する力を手に入れたいという方は、続きをチェックしてみてください。
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