現在地なんて関係ない、勝つまでやるのみ。
地頭が良くないから頑張っても他の人に勝てない。
才能がないから頑張っても無駄。
あなたはあの人とは違う。
100言われて1しか理解しない自分と、
1言われて100を理解する友人や兄弟。
わかってるよ!私は頭も悪いし、才能なんてない。
いつの間にか、生まれつき持っている能力、例えば「才能」「応用力」や「思考力」に対しての敵対心は大きくなってしまってて、常にそれと戦っていた気がする。
才能がある人に勝てなかったら、才能がない自分は無価値だ。そう信じていた。
だからどうしても負けるわけにはいかなくて、部活もバイトも勉強も、人が休んでいる間や寝ている間こそチャンスだと思ってやってた。
次第に、『現在地なんて関係ない、勝てるまでやるだけ。才能がなくても勝てる。』と、勝つことへの執念は加速をしていった。
※この記事はROXXに2020年に新卒で入社した私が、就活時代から今までを振り返った記事です。「就活に悩まれている方」「成長したいがどうすればいいか迷っている方」「周りに優秀な方が多く自信の持てない方」の何かしらの助けになれると嬉しいです。
いざ、新卒の就活。
正直それまで「勝つか負けるか」しか興味がなかったし、
社会貢献をしたい、世の中をよくしていきたい。
なんてこと考えたこともなくて新卒の割にすさんでいたと思う。
明るくもない、応用力もない、才能もない。
どんな会社があるのかもよくわからないので、『新卒 会社 ランキング』で検索をして出てきた会社をリストアップして片っ端から受けていった。
当然、面接はポコポコと落ちて、焦った私はOB訪問で気になる人に声をかけた。その方がROXXの営業の方で、「一度ROXXの話を聞いてみるか」と紹介いただいたのが今の会社。
ROXXとの出会いはこのタイミング。
実際の面接
選考を受けてお話したのは下記と記憶している。
キャリアビジョンは描けていない。やりたいこと成し遂げたいこともこれといって無い。
ただ、これまでは「勝ちたい。」それだけの思いで頑張ってこれた。
今後も勝てるような人になりたいし、そのために力をつけていきたい。
COO山田さんとお話をした時は、全部見透かされているような感じだったので上記ありのままをお伝えした。
他社の選考だと「やりたいことは?」と「うちの会社でないといけない理由は?」をうんざりするほど聞かれるので覚悟してたけど、COO山田さんの面接では聞かれなかった。
そんな中で何度も繰り返していたのは「変化量」
現在地はたいして大切ではなく、入社後にどれだけ変化できるのか。
特に新卒に関しては、入社後に『どれだけ角度高く変化できるのか』が重要である、というお話を繰り返しされていた。
入社の決め手
変化量を重要視するその会社の考えがとても好きだった。
生まれ持った才能だったり現在の能力がどれくらいあるのか、ではなく、
現在地がどうであれ『どれくらい変化できるのか?』『変わり続けられるのか?』を重要視する考え。
スタートラインがどこにあっても関係はなくて、勝つまでやる。
というのが考えにある自分からすると、この会社の考え方はスッと入ってきた。
綺麗ごとばっかりのうわべの面接が多い中で、ROXXは違った。
本心でお話をしても本気で向き合ってくれた。
圧倒的に変化してやるんだ!
そんな意気込みで入社を決意。
入社後…
最終面接で代表中嶋さんから言われた
「人と比較するのではなく、過去の自分と現在の自分を比較しなさい。でないと苦しくなるよ」
というフラグをしっかりと回収して、きちんと苦しみ、考え方も頑張る理由も大きく変わった2年と8ヶ月。
入社後は求人プラットフォームを提供しているagent bank事業部で採用企業様の採用のご支援を行う新規営業ポジション。
2年目の後半からは通称インサイドセールス(以下略 IS)、人材紹介会社様の商談獲得を行うポジション。
3年目からはIS業務にプラスをしてセミナー業務。
1年目は「自分が勝つため」に働いて、
2年目は「チームに貢献するため」に働いて、
3年目の今は「agent bankで勝つため」に働いている。
1〜2年目
入社後、やっぱり同期は優秀だし、周りも優秀だし、私だけ現在地は圧倒的に後ろだった。
うん。想定内。
これまで初めてやることが最初からうまくいくことなんてないし、
現在地が他の人より後ろのことなんて想定内だった。
ただ一つ想定できなかったのは、この私の一匹狼的な頑張り方では「勝てないことがある」ということ。
これまで才能がなくても勝てると信じ続けてきた。
だから頑張り続けてこれたし、どんなに苦しくても耐えられた。
一匹狼状態で『自分のために勝つ』。そんな頑張り方では限界が来るんだってことに気づいてなかった。
苦しくなった私をみかねたCOO山田さんが声をかけてくれて、私は逃げるように部署を異動した。
転換点
この異動が私の転換点で、考え方も、頑張り方も、大きく変わったと感じる。
異動当初の頑張り方は変わらず一匹狼状態だったけど
自分が成果を出すと、チームの方々がすごく喜んでくれる。
それを目の当たりにして、チームの数字に貢献できていることがとても嬉しかったし、そこから「自分が勝ちたい」から「チームを勝たせたい」に変わった。
自分が勝つことの執着から抜け出した瞬間、
気持ちもすごく楽になった。
それまで自分の周りの人を敵だと認識してしまっていた部分から、
同じ目標を追う仲間だと認識できたことが大きい。
どれだけ自分の視野が狭かったのかを痛感した。
自分一人で出来ないことを、他の人とコミュニケーションを取って達成していく。
自分が出来ないことは助けてもらう。
自分一人でやる、というところから抜け出してみて出来ることも仕事の楽しさも大きく変わった。
もっともっとこのチームやagent bankというプロダクトを勝たせたいし、
そのために私はもっともっと変化していく。
挑戦への恐怖
「一人で勝つ」に固執していた時は、負けたくないから、勝てないとわかっていることは「やらない」という選択をとり、逃げ続けてた。
ただ、チームを勝たせたい、agent bankを勝たせたいと思うのであればそうはいっていられない。
事業としてやるべきである、と判断できるものであれば苦手なことも挑戦すべきだ。
……わかってる。やるべきだし、やらなきゃ後悔する。
それまで人との関わりを避け続けてきたし、人前に出る、発信するなんて、苦手だし出来っこない。
他の人も私がやるなんて言ったら困った顔をしちゃうんじゃないか。
できない自分を想像して、どうしても「やります」「やりたいです」が言えなかった。
そんなことをウジウジ言ってた時に、行動力の塊のような先輩から一言。
そんなん考える前に「やります」でしょ。
?!
……。
確かに。
やったほうがいいと思うことなら、不安になる前に「やります」と言えばいい。
そうか、「やる」「やらない」ではなく「やらなければならない」状態に追い込めばいいのか。
目から鱗。
ここから考えるのをやめた。
チャンスがあればまず「やります」と言う。
セミナーの企画・運営・登壇、Twitter・LinkedinなどのSNSでの発信、外部の方々との交流….。
手をあげればいろんなことをやらさせてもらった。
それは圧倒的に自分一人で黙々と仕事をやっている時よりも楽しかった。
終わりに
私はなんでもそつなくこなすような「優秀な人」の属性ではないし、それは自他ともに認めている。
いまだに「才能」みたいなものに対する羨ましさだったり悔しさを感じることもある。
ただ、私だから無理なんてことはないってことに気づいた。
今がどうであれ、変化することができる。
やったことがないからできない。
私はできない。
あの人より劣っているからできない。
そんなことはない。
私は自分のことをそう信じているし、それを言っている人がいたら「出来るよ」と背中を押したい。
そうなれるように私は変化し続けるし、変化できる環境がROXXにはあると信じている。
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