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アートとの共生


ポートランドの街に行ってまず驚くのが、壁画の多さです。

街の中心部、ちょっと離れたところ、とにかく10分歩いただけで、もう何個違う壁画見ました!?ってくらい、目に飛び込んできます。

「壁画」は英語でMural。

日本だと、グラフィックアートのようなものを思い浮かべたりもするかもしれませんが、厳密に言うとちょっと違います。

どちらも素敵なアートなんだけど、自然発生的にストリートな感覚で生まれるグラフィックアートとはまた一味違う魅力がMuralと呼ばれる壁画にはあります。

実はポートランドでは、「壁画」に関しては、しっかりとルールが定められています。

例え、自分がビルや建物のオーナーだったとしても、勝手にそこに絵を描く、描いてもらうことは許されていないんです。

市の許可を得るか、RACC(Reginal Arts & Culture Council)って団体の許可が必要。

それはなぜか?

ポートランドの考えはこうです。

まず、誰かオーナーの持ち物である壁でも、それは地域(ネイバーフッド)のものでもある。

そこに住む人たちが毎日目にするものだからこそ、「壁画」は楽しいものであるべきだし、その地域にとって”象徴”なような存在であって欲しい。

地域の人が「壁画」を大切にすることで、その周辺の治安を守り、清潔に保つようになる。

だからこそ、絶対に公序良俗に反するような絵やメッセージは許されません。

壁は皆んなのもの。

そして、もう一つ大きなベースになっている考えがあって、

ポートランド在住のアーティストたちにどんどん描いてもらって彼らの支援もしていこう、というもの。

全部が全部ではないけれど、基本的には地元(ポートランド、もしくはオレゴン州)のアーティストが手がけたものがほとんどです。

そして、市が管轄している本当の"公共の壁"などは、毎年、絵が変わったりします。

そうすることで、また新たにアーティストに仕事が生まれるので。

このように、ポートランドという街は、アーティストへのリスペクトがとても高いです。

"アート"が自分たちの生活を豊かなものにしてくれているということを理解しているからです。

街中の壁画のみならず、ホテルの部屋なんかも同じです。

ロビーはもちろん、どの宿泊部屋にも地元アーティストのアートが飾ってある、もしくは、壁に直接、絵が描かれています。

宿泊することが楽しくなるし、違う部屋にも泊まってみたくなるんです。

そして、翌年訪れると、同じ部屋でも絵が変わっていたりする。

地元アーティストへの支援を、持続的に行なっているんです。

だから、自然と街にアーティストも集まってくる。

街にアートが溢れて、住む人、訪れる人たちの気持ちをより楽しく、豊かなものにする。

だからこそ、何度も何度も訪れたくなるんです。

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僕、小林拓一郎と行く『Love It, Portlad-Oregon』ツアーが3年ぶりに復活です。

このツアーでしか体験できないことが満載なんです。

究極の地産地消?畑での食事会や、地ビール&オレゴンワイン巡り、変なものが揃う街での古着&アンティーク探し、などなど。

そして、今回はまるで絵画の中に飛び込んだような景色が楽しめるペインティッドヒルズにもお連れするので、

秋の夕暮れとともにゆっくりご堪能いただけます。

いつでも行けると思わず、今だからこそ行ける、今しか体験できないことを共に味わいましょう!

日時は、9月16日(金)から22日(木)まで。

このツアーの説明会を開催します。

こちらの日時は、7月16日(土)、15時から、場所は名古屋栄の旅行会社JSTにて。

ZOOMでのご参加も可能です。

僕が直接、ポートランドの素晴らしさをプレゼンしますので、どうぞ先ずは説明会なのでお気軽にご参加ください。

お問い合わせは名古屋栄の旅行会社「JST」、052-264-0300、052-264-0300 まで!


https://jstgroup.com/kobataku/




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