takuichiro33

名古屋のラジオ局ZIP-FMでしゃべっています!Bリーグ所属『シーホース三河』のホームコートMCもやらせてもらってます!地元、愛知県豊川市に、「誰もが自由に使えるストリートバスケットコート」、『グレープパークコート』をオープン予定。

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最近の記事

スタンプタウンのDIY精神

今日はポートランドの歴史を。 西へ西へと進んで行ったアメリカの開拓史の中でも最後の土地となったオレゴン州。 開拓時代、街を築こうと木を切り倒して行ったんですが、根こそぎ木を掘り起こすほどの財力は無かったそうです。 街の中にはゴロゴロと切り株が残る形で街の開拓は始まりました。 そんな貧しさの象徴でもあった切り株、そして、いつしか人々はポートランドのことをこう呼ぶようになりました、「Stump Town (スタンプタウン)」(切り株の街)、と。 しかし、開拓から160年

    • 歴史を大切にし、新たな「ハブ」へ

      ポートランドに行ったならば、かならず寄ってもらいたい場所があります。 それが、「Kennedy School(ケネディー・スクール)」。 元々は廃校になってしまった小学校。 ここを買い取ったのが、「Mcmenamins(マクメナミンズ)」という、これまたとってもポートランドらしい会社。 創始者はブライアン・マクメナミンとマイク・マクメナミンという兄弟。 ポートランドが今ほど注目されるずっとずっと前、1970年代から彼らはこの街を「Weird(奇妙な)」に創りあげてい

      • ポートランドの"パートナーシップ"という美学

        ポートランドの特色として「コラボレーション」が街を形成する一つの大きな要因だと言うお話をしたことがあります。 例えば、とあるコーヒーショップが地ビール屋さんとコラボすることで面白い「コーヒービール」が生まれたりする。 一つのお店が抱えているファンと、もう一つのお店が抱えているファンとが重なり合うことで、新たな「コミュニティー」が形成されていく。 YouTuberが登録者数増やすための常套手段でもありますよね。 しかし、もちろんこれはこれで間違いではないんですが、「コラ

        • 変でも良い、むしろ変なのが良い、ポートランドのライフスタイル

          コロナ禍は行けなかったですが、毎年恒例の夏のポートランドツアー。 今年でシーズン8を迎えます。 コロナ禍でしばらく空いてしまったこともあり、改めてポートランドという街の魅力を伝えたいと思います。 ポートランドはオレゴン特有の大自然に囲まれていて、街自体はそんなに大きい都市ではないんです。 人口64万人で、名古屋市の1/3以下。 元々、「都市成長境界線」という、都市をこれ以上大きくしちゃいけませんよって法律が70年代にできて、そこから自然と調和するのが当たり前となって

          今年復活の「ポートランドリビング」のテーマは、”Time to Rebuild”!

          今年、久々に「ポートランドリビング」が復活します。 一応、コロナ禍にも、一度だけ開催したんですが、やはり、まだまだコロナ禍ということもあり、「復活だーー」という感じまではいきませんでした。 そもそも「ポートランドリビング」とは? 僕がポートランドで開催されているファーマーズマーケットに憧れ、あのスタイルのマーケットをここ名古屋でも開催したいと思ったことから始まりました。 やるならば、自分たちのスタイルにしようという想いが根底にありまして。 そこで、彼らのマーケットの

          今年復活の「ポートランドリビング」のテーマは、”Time to Rebuild”!

          「居場所」とは?

          吉本興業の大崎会長の『居場所。』を読んだというお話しをしましたが、そもそも、この「居場所」とは? 自分が属するコミュニティーだったり、組織だったり、 様々な"場所"にあるはずのもの。 でも、不思議なもので、どんなに多くの人に囲まれていても、いや、むしろ囲まれているからこそなのか、 めちゃくちゃ孤独を感じる瞬間があります。 特に、 「今日は楽しかったねー!」 と、皆んなでワイワイ言い合った夜とか。 夜、やばいです。 夜中、寂しくなってSNSとか開いたらもう最悪

          「居場所」とは?

          蜘蛛女

          「痛いっ」 女は首のところを触ると、うっすらと血が出ていることに気付いた。 何か虫にでも噛まれたのだろうとその時は気にしなかったのだが、その日以来、どうも不思議な力を手に入れてしまったようだ。 人と握手をしようとすると、指の先から、何やらネバネバした気持ち悪い糸のようなものが出る。 人とぶつかりそうになった時に、危ないと避けたら、とんでもない跳躍力を見せてしまったこともある。 女は、あの時、"何か"に噛まれて以来であることを意識せざるを得なかった。 そんなある日、

          岡本太郎展に行ってきました!

          岡本太郎、僕の印象としては、大阪万博の時、「太陽の塔」を作った人、 あとは、「芸術は爆発だ!」ってめちゃくちゃ早口で言ってる人、 それくらいのことしか正直知らなかったです。 それくらいの知識でしたが、ちょうど今、愛知県美術館で開催されている「岡本太郎展」に行ってきました。 行ってびっくり、、 岡本太郎って、本当に天才なんですね。 何を今更って感じなんですが、なんかもう創作意欲がずーっと溢れてる人なんだなって。 だからこその「芸術は爆発だ」って言葉。 これって自

          岡本太郎展に行ってきました!

          夜空ノムコウ

          今から10年ほど前ですかね。 レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュという時のドリームチームなんて呼ばれたスーパースター軍団を結成したマイアミ・ヒートと、 ケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルック、ジェームス・ハーデンというまだ若かったけれど、後に全員MVPを獲得するネクストスーパースター軍団オクラホマシティ・サンダーがNBAのファイナルで激突しました。 それはそれは華やかな世界でした。 そして、日本のバスケット界からしたら、それはそれは遠

          夜空ノムコウ

          『Struck Out Vintage 』始まります!

          新しく始める古着屋の名前をずっと考えています。 以前、僕と古着の出会いは、野茂英雄の「三振」Tシャツがきっかけだったというお話を投稿しました。 こんな僕に古着というものを巡り合わせてくれた「三振」って言葉を古着屋の屋号にしよう! 『古着屋三振』 もしくは、英語にして、 『Struck Out Vintage』 ・・って思ったんですが、色んな方から、縁起が悪い、と笑 「三振」って、たしかに良い言葉ではないものね。 はてさて、どうしたものか、、 悩んでいたら、フ

          『Struck Out Vintage 』始まります!

          ポートランドツアーとMASHとグレパー

          先日、ポートランドから大親友のジェフが豊川まで遊びに来てくれました。 彼と出会ったのは、2005年。 僕がZIP-FMでデビューした年です。 『スウィート・オブ・オレゴン』の長谷部社長とお会いしたのもその年で、長谷部社長からのご紹介でジェフと知り合うことができました。 そして、MASHの曲に出会ったのは2006年、彼がソロになりメジャーデビューを果たした年でした。 この時はまだそれぞれに接点はありません。 しかし、2012年頃から、MASHのライブを『スウィート・

          ポートランドツアーとMASHとグレパー

          バスケットボールとバッシュの歴史

          今日、12月21日は、「バスケの日」。 何故なら、バスケットボールが誕生した日なので。 今日は、バスケットボールの歴史を振り返ってみたいと思います。 1891年、マサチューセッツ州スプリングフィールド、この年の冬は吹雪が続き、大変厳しいものでした。 この街のキリスト教青年会(YMCA)訓練校の体育の先生だったジェームズ・ネイスミス先生は、学校側からお願いされます。 「ネイスミス先生、これだけ外が寒くて悪天候だと、若者達の体がなまっちまう。何か室内でできる新しいスポー

          バスケットボールとバッシュの歴史

          古着と僕

          「古着と僕」 高校時代に2週間だけお付き合いした女の子がおりました。 夏の花火大会、向こうはバッチリ浴衣を着込んできていました。 僕はと言えば・・ 当時ね、野茂英雄投手がメジャーリーグで大活躍した年(1995年)で、「三振」って言葉がアメリカで大流行したんです。 高校1年の夏に初めてアメリカに行った僕は、それに感化されてか、単に流行ってるって理由で、そのTシャツを購入、、 まさかのその三振Tシャツを着て、下にはドジャースのスウェットパンツ、足元は、アディダスの偽物

          "Good talking to you!”って言葉をよく聞く街、ポートランド

          _____________ 街は生き物のように、どんどん変化します。 ポートランドの街も、正直、このコロナ禍の2年で大きく変わったと聞きます。 地元の人、観光客で賑わっていた大人気レストランでも閉店してしまったり、リモートワークが当たり前になったことでダウンタウンから人が減り、その反面、ホームレスの数は増えたり・・ 悲しいニュースもいっぱい目にします。 しかし、これはコロナ禍前から僕は何度もツアー説明会でお話ししてることなんですが、ポートランドの街は決して"理想郷"

          "Good talking to you!”って言葉をよく聞く街、ポートランド

          アートとの共生

          ポートランドの街に行ってまず驚くのが、壁画の多さです。 街の中心部、ちょっと離れたところ、とにかく10分歩いただけで、もう何個違う壁画見ました!?ってくらい、目に飛び込んできます。 「壁画」は英語でMural。 日本だと、グラフィックアートのようなものを思い浮かべたりもするかもしれませんが、厳密に言うとちょっと違います。 どちらも素敵なアートなんだけど、自然発生的にストリートな感覚で生まれるグラフィックアートとはまた一味違う魅力がMuralと呼ばれる壁画にはあります。

          アートとの共生

          自信と個性と多様性の街、ポートランド

          変な人が集まるポートランド。 独自の路線で、好きなことを突き詰めていく人が多いです。 地ビールが好きで、自分でブリュワリーを始めたけれど、非営利にして、利益は全部、寄付したり。 自転車乗りのためのビアパブを作ったと思ったら、外に自家発電用のバイクが置いてあって、それを1時間漕ぐと、ビールが1杯無料でもらえたり。 やっぱり変な店も多いです。 ただ、だからと言って、自分のとこだけが儲かれば良いみたいな考えの人は少ないです。 むしろそういう人は逆にポートランドという街で

          自信と個性と多様性の街、ポートランド