今年復活の「ポートランドリビング」のテーマは、”Time to Rebuild”!
今年、久々に「ポートランドリビング」が復活します。
一応、コロナ禍にも、一度だけ開催したんですが、やはり、まだまだコロナ禍ということもあり、「復活だーー」という感じまではいきませんでした。
そもそも「ポートランドリビング」とは?
僕がポートランドで開催されているファーマーズマーケットに憧れ、あのスタイルのマーケットをここ名古屋でも開催したいと思ったことから始まりました。
やるならば、自分たちのスタイルにしようという想いが根底にありまして。
そこで、彼らのマーケットのイズムをもとに、自分たちのスタイルのマーケット作りを始めました。
テーマは、
「自分たちの街は自分たちで楽しくしよう」
「公園は皆んなのリビング、そんな皆んなが集まれるリビングのような場所を生み出そう」
です。
ファーマーズと名前がついてるので、あくまでも生産者さんが主役です。
なので、始める前に、徹底的に生産者の皆さんからヒアリングをして、彼らが一番欲しているマーケットのスタイルを模索しました。
そして、野菜や果物だけではなく、そこで、アパレルやグッズなども並び、
さらには、美味しいコーヒー、ビール、フードもある。
できれば音楽も。
などなど、少しずつ仲間を増やしてアップデートしてきました。
「ポートランドリビング」をやることで学んだことが、ファーマシー、グレパーへと繋がっていったのは間違い無い事実です。
そして、僕はこのファーマシーとグレパーを始めたことで、自分の好きなタイミングで、やりたいイベントなどができるようになりました。
そして、コロナ禍へと突入。
「ポートランドリビング」を改めてやることの意義や意味を考えました。
まずは、「ポートランドリビング」再開を希望する声が多かったことです。
グレパーマーケットなど、やったりしましたが、やはり「ポートランドリビング」としての再開を望む声。
それは、それまで開催場所としてお世話になっていて、今回もお世話になる乗西寺からの声でした。
乗西寺の檀家さん、ご近所さんが、
「前にやってたあのマルシェはもうやらないの?」
というお声がたくさんあったみたいです。
純粋に嬉しかったです。
そして、出店されているメンバーたちからの、「ポートランドリビング」をやりたいという声。
グレパーマーケットも良いけれど、やはり、「ポートランドリビング」だからこそ集まってくれる人がいたり、
既にイベント自体にファンがついていたんですよね。
「自分たちの街を自分たちで楽しくしよう」
この想いに賛同してくれていたんです。
だからこそ、そんなファンたちともう一度ちゃんと向き合いたい、そんな出店メンバーたちからのお声です。
そして、これは僕個人が改めて発信したいんですが、
「ポートランドリビング」の大元であるポートランドのイズムをしっかりもう一度伝えたいという想いです。
『Love It, Portland』ツアーも再開されました。
コロナ禍以前は、ツアーとポートランドリビングは見事に相関関係にありました。
ツアーで得たものをポートランドリビングに落とし込み、
ポートランドリビングからポートランドに興味を持ってくれた方々がツアーに参加してくれる。
言葉で伝えるだけじゃなく、実際にポートランドのイズムを落とし込んだマーケットを見せる、体験してもらう。
何よりのプレゼンなんですよね。
一人一人と対面販売することでお話がゆっくりできて、ポートランドの魅力も語れる。
素晴らしい機会、場所なんです。
これは、グレパーやファーマシーでやろうとしても、中々難しいことでもあります。
そんな「ポートランド」再開に向けて、テーマを決めました。
"Time to Rebuild”
Restart とか色々考えたけど、やはり、”Rebuild"のほうがポートランドを語る時にしっくりきます。
元々あったものを壊すのではなく、Rebuildする。
再構築です。
Tシャツもまさに、このコンセプトをデザインに落とし込んでいただきました。
夏に向けて、爽やかなクラシックブルーのボディにオレンジのプリント。
かつてリリースした野菜のタトゥーロンTの絵柄を再びモチーフにしています。
『ポートランドリビング』、当日は、どんな人が来てくれて、どんな会話が生まれるのか、今からとっても楽しみです。
4月15日の土曜日、池下、乗西寺でお待ちしております!
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