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電鍋で作ってみたvol.3「ジャンボ茶碗蒸し」

我が家のお正月は大晦日には1人1つずつあたるようにスタンダードな茶碗蒸しを作るのですが、翌日の元旦や次の日くらいまでは、うま煮の具材を入れたジャンボ茶碗蒸しを作ります。

これらはもちろん愛用家電の電鍋で作るのですが、普段はなかなか作るものでもないし、きれいに「す」が入らずに作るまでに何年かかかりました。

コツは蒸気が上がってから茶碗蒸しをセットすることと、蓋に箸1本分の隙間を開けて13分蒸すこと。

電鍋で料理するときは、普段はほったらかし、ほぼ放置なのに美味しいものが出来上がってくれますが、茶碗蒸しの時はやや慎重です。

茶碗蒸しは亡き祖母が作ってくれたあまーい茶碗蒸しが無性に食べたくなる時があって、ジャンボ茶碗蒸しはそれをイメージして甘く作ります。

ポイントは栗の瓶づめのシロップを入れること。

これも過去のブログに掲載していたものをこちらにも残しておきます。
ホーローのボウルでそのまま蒸す雑な感じなのですが、それがまた祖母流。
ワイルドなんです。だからこのジャンボに関しては、それもまた味だと思っています。

【材料】
・卵6個
・お湯350㏄に顆粒だしの素5ℊを溶かしさましておく
・塩 小1弱
・醤油 小1
・栗の甘露煮 適量
・栗の甘露煮のシロップ 150ℊの瓶の8割程度(1瓶分でもよかったかも)
・ゆり根 適量
・つと 適量
・うま煮の鶏肉・レンコン・筍(レンコンと筍は細かく切る)
・お刺身のほたて 4個くらい(1/4くらいに切る)
・ボイルえび 適量(この日は2つしか残ってなかったので2個)
・三つ葉

【作り方】
1.卵はよく割りほぐして、冷ましただし汁と混ぜ、調味料類を入れ3回くらい裏ごしする。
2.ホーローのボウルにバランスよく具を入れ、静かに1を注ぐ
3.電鍋には蒸し板を置き、多めに水を入れ、蒸気が上がったらアルミで蓋をした2を入れる。
4.電鍋の蓋のすき間を箸1本分くらい開けて、13分蒸す。
(途中、少し固まってきた頃に海老と三つ葉をいれるとみためがよく仕上がると思います)
5.スイッチを切り、ふたを閉め、保温にして20分くらい放置(余熱で固めておくイメージ)

美味しいうま煮と色々な食材があるから作ることが出来る、お正月ならではの茶碗蒸しです。

大晦日用に作るジャンボじゃない茶碗蒸し、2024年の年末はこんな感じ

ほんだしがなかったので白だし50mlに水50、旨煮はないので、鶏もも肉とほたてをひと口大に切ったもの、ぎんなん、百合根、栗などが入っています。
卵液は同じ分量なんだけど、やはり甘めなのでみりん小1とかにすると上品な感じになるのではと思います。そこはお好みで。

2段にすると上としたとで熱の入り方が変わるので、13分たったら海老と三つ葉を載せるタイミングで上下入れ替え。追加で5分くらい蒸して保温で放置しました。

写真の茶碗くらいの直径の器で5つできました。

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