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熱帯魚店の儲けは魚の販売より水槽や魚のリースとメンテナンス

こんにちは、小林です。

「熱帯魚店がどのように
利益を生み出しているのか」

聞いたことはありますか?

実は、熱帯魚店のビジネスモデルは
モノの販売だけでなく、

「スキルとサービスの販売」

によって支えられているのです。

ホテルや病院で目にする
「あの水槽」は誰が維持しているのか?

ホテルのロビーや病院の待合室で
大きな水槽に泳ぐ熱帯魚を
見かけたことがあるでしょう。

その裏側で熱帯魚店や専門業者が
水槽リースやメンテナンスサービスを
定期的に行っています。

さらに、魚の健康や水の状態を日々観察し、
適切に対応する必要があります。

これらの作業を怠れば、
水槽はすぐに見た目が悪くなり、
魚たちの健康を損ねてしまいます。

これらの作業をプロに任せることで、
企業や施設は手間を省きながら
「綺麗な水槽」を維持できるのです。

病院では、待合室の雰囲気を良くするために
水槽を設置しているところもあります。

それが、患者のストレスが軽減され、
施設全体のイメージアップにも
つながったそうです。

熱帯魚店や専門業者が水槽を管理

定期的な水槽の掃除と魚の健康管理を引き受け、
リース料やメンテナンス費用が同店の安定した
収益源となっています。

自宅に水槽を設置したものの、
購入後の掃除が大変だったり
魚がすぐに死んだりすることに
悩まれている方もいるのが現実です。

そんな課題を解決するのが、
専門業者によるメンテナンスサービス。

定期的なメンテナンスにより、
魚がイキイキと過ごして、
それを見る人々も楽しめることで、

顧客満足度だけでなく、
リピーター獲得にもつながります。

熱帯魚店がネット販売で掴む新たな収益の柱

熱帯魚店のもう一つの注目すべきポイントは、
ネット販売の活用です。

オンラインショップは多くの顧客に
リーチするための重要なチャネルです。

熱帯魚業界にもマニアがいて、
特殊なターゲットが存在します。

彼らは珍しい種類や美しい個体を求め、
高額な価格を支払うことを厭いません。

ある店舗では、特定の人気種に特化し、
それらの育成方法や飼育のコツを
徹底的に発信しています。

熱帯魚店に学ぶ「スキル販売」というビジネスモデル

モノの販売だけに頼らず、
スキルやノウハウを付加価値として
提供している点にあります。

このビジネスモデルは、
野菜の栽培やハンドメイドなどの
分野にも応用できるものです。

たとえば、りんご農家が採れた

リンゴを販売するだけでなく、
その育成方法を伝えるセミナーを
開催するのもいいでしょう。

また、ハンドメイド雑貨店が、
DIYワークショップを提供するのも同じです。

スキルを軸にすることで、
商品以上の価値を提供し、
顧客の信頼を得ることができます。

熱帯魚店が教えてくれる未来のビジネスのヒント

ただ売るのではなく、
プラスαの価値を提供する。

これが熱帯魚店のビジネスモデルから学べる
大切な考え方だと感じました。

美しい熱帯魚や水槽を販売するだけでなく、
それを維持・活用するための知識やサービスを通じて
顧客との関係を構築することが大事。

もし、モノを販売する
ビジネスをされているなら

そこで培われたスキルを販売する

の視点を取り入れてみては
いかがでしょうか?

顧客が本当に求めているのは、
商品そのものだけでなく、
それを最大限に活用するための
知識や支援なのかもしれません。

ビジネスは、あくまで顧客の課題を理解し、
それを解決するためのスキルやノウハウを
提供することが前提であることを忘るべからず。

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