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【こども+お金】#27 『母の職業選択とお金事情』 〜保育士を諦めて公務員になった理由〜

子ども達に豊かな人生を歩んで欲しいと
夕飯の時などに
さまざまな話しをします

子ども達にとって1番身近な
『大人のロールモデル』が
親である 私になるので
私の子どもの頃の話しもします

長男くんが12歳となり
将来の 明確な目標や 得意とする事が
まだ定まっていないので

高校進学や職業について
興味関心を持って欲しいと
私の子どもの頃の夢や
現在までの職業の話しをしました

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近所の子ども達と遊ぶ事が好きだった
私の学生の頃の〈夢〉は
『保育士』さんでした

普通高校へ進み
自分の視野を広げるために
さまざまなバイト経験を重ね
卒業後の進学について
常日頃から考えていました

小学生の頃からの夢
『保育士』の資格が取れる
短大に進もうかと思っていましたが

当時(1998年頃)
今まで表に出てこなかった
『児童虐待』の問題が
連日のようにテレビを騒がせ
幼き子どもが被害者となる
悲しいニュースに
胸を締め付けられる思いでいました

そのニュースを見ながら
自分の将来と重ね合わせ

〈温かい家庭〉への憧れが強かった私は
『保育士になってたくさんの子ども達のお世話をするより前に、自分の家庭を守れる〈良き母親〉を目指そう』
と決意します

まずは経済的に自立をしようと
安定職で人気の高い『公務員』を目指し
それに特化した専門学校へ進みました

無事 国家公務員に合格し
経済的に自立し
家庭を築き3人の子宝に恵まれ

さまざまな過程を経て

やはり子どもに関わる仕事がしたい
という気持ちはずっと変わらず
『babycafe KOBANCHI』
の開業に至ります

私の経歴の話をすると
長女ちゃんはよく
「どうしてコバンチ作ったの?」
と私に聞いてきます

「赤ちゃん連れのママがゆっくり過ごせる場所を作りたかったんだよ」
と答えると

「それができたんだね」
…と満足そうな笑顔をしながら
大きくうなずきます

(何を思っているのかは不明…)

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私の夢〈目標〉は2つ
・公務員になること
・コバンチを開業すること
…は叶っていますが

これがお母さんのゴールではなく
これからの夢〈新たな目標〉の
話しもたくさんします

「お母さんは沖縄に
子ども達が集まれる場所を作るんだ!」

「そのためにいっぱい勉強をして、お仕事で経験を重ねて、お金を貯めるの!」

自分の夢を本気で子ども達に語る母です

その私の夢に
子ども達の夢をくっつけて
[長女ちゃんはパン屋さん]
[次男くんは駄菓子屋とかき氷屋さん]
コバンチで一緒にやろうね〜♫と話します

長男くんは父親と同じ公務員になりたいと言ってきたので

「いいね!それじゃーうちの会計担当もお願いね!!」

…と それも私の夢にひっつけますww

一緒に事業をしたいのではなく
イメージを膨らませてもらうために
具体的に話しを進めていくのです

「ちゃんと給料払うから、とりあえず簿記検定に合格してね!」

「簿記なら商業高校がいいかな!」

「大学費用は払えないから、高校卒業後の学費は自分で考えてね!奨学金や教育ローンでお金借りれるから!」

「なりたい職業の資格取得や 学びを深めたい事があるなら大学に行く。それがなければ、とりあえず仕事したらいいよ。学びはいつだってスタートできるし、なにより働いて稼げるようになると選択肢が広がるから」

「社会人になってもこの家に住んでもいいけど、家賃50,000円ね!水道光熱費込み、食費別」

子ども達に社会に出るイメージを
膨らませています

大人になって
自由な選択ができる喜び
を知って欲しいと願いを込めて
『良きロールモデル』になれるよう
これからも母は〈将来の夢〉を語ります

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〜コバヤシ余談〜

私が子どもの頃
『お母さんはずっとお母さん』
『おばあちゃんはずっとおばあちゃん』と思っていて

大人達にも『子ども時代があった』
っていうことを知った時
衝撃を受けた事を覚えています

子どもの世界はとても狭くて
大人になるとそれが
大きく広がるなんて知らなかったし
社会について教えてくれる人もいなかった

子どもの頃に 不自由な環境であっても
世界はもっと〈広くて 自由で 楽しい〉と
伝えられる場所とコミュニティを作りたいと思ってます♫

▼【こども+お金】バックナンバー▼
https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94

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