マラソン完走しました。感情が忙しい。
本日、私の1年に及ぶ壮大なチャレンジ、公認心理師試験が終了しました。
やれることをやった、これ以上は無理だ、という地点まで行けた自分を心から『よくやった!』と褒めてあげたい。
受験生、をこの年齢で、この人生で味わえたことは私にとって宝物だとしみじみ感じています。
多分、もうちょっと若かったら こんなに肩や腰が痛くなることも無かっただろう。
しかし今だからこんなにも使命感を持って勉強に取り組めたとも思う。
勉強を励ましてくれたYOU THUBER 精神科医松崎先生が素敵なことをおっしゃっていました。この資格ができてからの5年、Gルートとして受験をする実務経験者が日本を変えるんじゃないか。
そう、受験を決めるまでは全く心理学とは縁のない生活。初めて赤本を手にしたときの絶望感。
こんなに範囲が広いの…。果てしなさすぎる…。
そこから、今日の試験まで、何度も何度も絶望しては立ち上がり、取り組み続けた。日々の生活に心理学のかけらを探し、知識を定着させようと必死だった。
日々の仕事の中でも、心理師としてどう考えるの?という問いを自分の中にいつも携えていた。心理師でありたい。そんな思いであったと思う。
きっとGルート最後の年、私のような人はほかにもたくさんいたに違いない。
想像通りの難易度、正直自己採点が怖すぎる結末ではあったけれど、
ひとまず泣きたい、よく頑張ったと労いの涙を一人味わいたい。
このチャレンジは私の人生にとってどんな意味があったのか。
その問いの答えは、私は何にでもなれるし、どこへでも行ける。
自由なんだ、っていうことが分かった。
自分で勝手にできないって決めてた。無理だって決めてた。
やりたいの?やりたくないの?
やるの?やらないの?
すべて自分で決められる。
どこへ行くのか、何をするのか、私は私の行く道を決められる。
なりたい自分になれるんじゃないか、っていうことに気が付けた。
私は最も手に入れたかったもの、自由のかけらをこのチャレンジによって手に入れることができた。
一難去ってまた一難、私のチャレンジはまだまだ続き、そしてどんどん自由になっていく。
何のために?
そうだ、きっと、日本をよくするために。
自分や自分の周りをよくするために。
目に見えない心。感じているだろうか。自分の心、相手の心。
心の目は開いているか。
大切なものは目には見えない。
だから感じることのできる自分でありたいのだ。